見出し画像

大手通販サイトよりBOOTHで買った本の方に愛着湧かない?という話

この間持っている同人誌の整理をした。
で、結局手放す決断をしたのが、大手通販サイトで買った本が多かったかも、という印象だった。

イベント会場で手に入れた本は、人混みをかき分け、サークルから直接買ったり、本を交換した思い出が詰まっている。

BOOTHの場合は、わざわざ作家個人のURLへアクセスするワンクッションを挟んで、直接やり取りをした、という記憶がある。


対して大手通販サイトだと、便利だが、送料や手数料がかかる分、元を取りたくなって本をたくさん買ってしまいがちだ。
そこで新たに出会えた本もあったが、正直「ついで買い」は本に愛着が湧きにくいのだと思う。

大手通販とBOOTHの両方に本を委託してるサークルがあったら、私はBOOTHの方で買う。
その方が直に作家さんに還元されている感じがするし、BOOTHの方が手数料や送料が安く済むから。


イベント会場での頒布も熱いが、島買いする人もいるし、隣接するサークルのついでに買われることも多いだろう。

BOOTHはついで買いが一番発生しにくく、売手と買手が、一対一になれる空間だと思っている。

BOOSTでお気持ち分金額を上乗せしたり、発送時にDMのやり取りをすることまで可能だ。このやり取りで感想をおくったこともある。

作家買いをするのに非常に便利だな、と思う。

対してとらのあなや、メロンなどの大手通販サイトはジャンル買いをするのに便利だ。

私はこれまで大手通販サイトに委託して、会場からそのまま在庫を送っていた。
完売して増刷することもあった。
けど、中古の通販サイトに自分の本が売られているのを見かけると、うーんあんまり追加で刷りすぎなくても良かったかも…?とも思ってしまう。中古サイトにあるのは大手のサークルの本が多めな気がする。頒布数が増えるほど、それだけ中古市場に出回りやすいのだろう。


以上を踏まえて、
次回からは増刷はできるだけしない前提で、BOOTHのみで通販をやってみようかな、と思う。自家通販になるので、会場からの搬出をどうするかは一考しなくてはならないが…。

欲を言えば、ジャンル買いよりも作家買いをされるようになりたいし、頒布数が減っても、本当に欲しいと思っている人に本が行き渡るようになって欲しい。

冬コミの原稿をがんばります。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?