ハローワークサイトで求人情報を探す便利なスクレイピングツール

私は今の職場に勤めてかれこれ5年になります。
昨年1月ぐらいから残業をする事が多くなり、帰って寝て起きたらすぐに出勤するなんて日が続く事もありました。

こういった生活を繰り返していると体力的にも精神的にも疲れて、せっかくの休日なのに何もやる気が起きずダラダラ過ごしてしまう事が多くなりました。休んでも疲れが取れない事もしばしばです。こんな生活が続くぐらいなら給与も特別に良いというわけではないので、いっそのこと転職でもしようかな?と考えていました。

ところが、今年2月末からのコロナウィルスの影響で仕事を在宅でする事が多くなり、残業することも無くなったので一気に気が楽になりました。疲れる事もなくなったので良かったです。また、転職しようにも求人サイトを見ると求人募集が一気に減っており、今仮に会社を辞めても次の仕事がすぐに見つからない可能性が高いので、転職をするのはしばらく様子見をすることにしました。

ただ、いくつかの転職サイト(リクナビ、en転職、デューダ、ハローワークなど)は条件に合う仕事がないかを今でもチェックしています。その中でもハローワークは一番求人数が多いので結構見る事が多いです。
今回のコロナウィルスの影響で求人数は減っているはずですが、現在でも求人数の総数として100万件近い求人が掲載されています。

何故ハローワークだけ多いのか調べた所、ハローワークの求人は掲載するだけなら無料でできるため、それで求人数が多いようです。ただ、無料で掲載できるため、リクナビやマイナビには載らないようないわゆるブラック企業と呼ばれるような会社がさりげなく募集を出していることがあります。
実際に私が見た求人で、この給与でこれだけのスキルを持った人材を募集するの!?みたいな雇用者と求職者が絶対マッチングしないような求人もあって、びっくりしたのを覚えています。

ハローワークの場合、全求人件数が100万件と多いので、気になる業種をチェックするだけでも結構な求人数になり、時間も掛かります。
そのため、今はハローワークの求人をチェックするためにスクレイピングツールというのを使い、求人一覧をエクセルファイルにリスト表示してチェックしています。そうした方が見やすかったり、時間の短縮もできるので私は今もそのようにしています。

「スクレイピング」とは簡単に説明すると特定のサイトから必要な情報を自動的に抜き出してくるプログラム技術のことです。活用すれば特定のサイトの情報を抽出してまとめる事ができるので、それをエクセルファイルに出力する事もできます。このハローワーク版のツールを利用して今は求人チェックを行っています。

スクレイピングツールにも色々あって当初探していた時には「python」やら「selenium」といったプログラムを使った方法というのがあり、使い方について1から丁寧に書かれているサイトもありました。参考に動かしてみたことがありますが、私のようなプログラムを知らない初心者には敷居が高く、また記載内容も古いものが多かったため、うまく動かすことができなかった覚えがあります。

今使っているものはWindowsパソコン向けのもので特にプログラムの知識は必要なく簡単な画面操作で利用できるものです。
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se489803.html
職種とエリアとキーワードを指定して出力されたエクセルファイルを見て求人情報をチェックしています。

以前の様に残業が増えたり、これ以上仕事を続けるのが辛くなった時には転職をしようと思っています。今はとりあえず転職の時期としてはよくないと思うので、転職先の候補を探したりといった準備だけをしています。コロナについても早く収束する事を願っています。