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世界を広げるのは、いつだって自分次第

先日、ゲームミュージックをメインとする、とある楽団の演奏会に行ってきました。
去年の公演から足を運んでみたのですが、とても良い。楽器の種類など何一つ分からない素人ですが、ゲームで聞き覚えのある旋律が奏でられるその音色は、まさに「心が豊かになる」と感じます。

元々、ゲームミュージックを楽器演奏する動画などは好きでよく見ていましたが、生の演奏会には行ったことがありませんでした。
「都会の大きなホールくらいしかやってないだろうな」「そもそも入場料とかお高いだろうな」そんなことを思っていたのです。

そんな中、東京オリンピックの開会式の素晴らしいBGMがきっかけで、「生で聞いてみたい」と熱が高まりました。とりあえず少し調べてみるだけで、近くの市民ホールなどで主に公演をする団体はいくつかあり、入場無料も珍しくない。勝手な思い込みによる壁はあっという間に打ち破られました。
本来勇気など必要もないことですが、意を決して当時では数か月後である、去年の演奏会を予約し、実際にその音に触れてみてとても感動したわけです。そしてありきたりですが、もっと早く行っていれば良かった、とも思いました。

「四十の手習い」という言葉もあるように、物事を始める=自分の世界を広げることにリミットなど無いのです。理由をつけて逃げ腰になるのは、やはり自分の心持ちによるところなのだと思います。これは私などが語るまでもなく、先人が数限りなく綴ってきたことでしょう。
しかし私がそうですが、その一歩はなぜかなかなか踏み出せません。たぶん「変化」が怖いのです。「変化」が「リスク」と同義になってしまっているような気がします。そしてそれは、歳を重ねると概ね強くなっていくように思います。
すべての変化が=リスクではないのに、です。なぜでしょうね。よくわかりません・・・。

もちろん、人生では時期によって色々な優先順位があります。学業に集中することもあるでしょう。仕事に意義を見出すこともあれば、子育てに忙しいこともあるでしょう。
でもそんな中の空き時間や、自分の時間を持てる時期に気が付いたとき。
好きなこと、興味があることに一歩を踏み出してみると、自分の世界が広がるのだと思います。そしてきっとそれは、また次の一歩につながるのでは、とも・・・。


「踏み出す」ということで、好きな漫画の一つである「ハイキュー!!」の一説を最後にご紹介します。原典は諦めない、の意図ですので今回の内容と違いますが、連想してしまったのと、大好きな一説なのでご容赦を。

「苦しい。もう止まってしまいたい。そう思った瞬間からの、一歩。」

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