自分の時間投資は、損益分岐点を超えているか?経理の学びを人生に応用してみた。
こんにちは。
仕事は人事ですが、必要に迫られ、経理も絶賛勉強中です。
今日は、売上に対して損益分岐を超えた利益を出すことを「採算をとる」といいますが、「お金」を「時間」に置き換えて、「自分の時間の使い方は、人生において採算がとれているのか」を考えてみたいと思います。
採算をとる とは
「採算をとる」とは、かかった費用を回収して利益を出すことです。
もう少し具体的にすると、固定費を回収した時点で損益分岐点を超える、つまり採算を取ることができます。
・固定費とは、利益創出に関わらず発生する費用(定常費用)
・一方、変動費とは、売上量に比例して増加する経費(原価)
です。
人生の投資資源である「自分の時間」を固変分解!
では、人生の投資資源である「時間」を固定費と変動費に分解するとしたら、それぞれ何の時間にあたるでしょうか。
ここでは以下のようにおいてみました。
・固定費:定常的に費やす必要がある時間
・変動費:望む結果を得るために費やす時間(原価)
自分のプライベートに置き換えると、こんな感じ。
・固定費:睡眠・食事・洗面・入浴・最低限の休息、家事の一部
・変動費:対人交流にかかる時間、INPUTの時間、セルフメンテナンス時間(ヨガや瞑想)
ちなみに、利益として得たい結果は以下のようにしました。
・利益:家族の幸せ、自己実現(OUTPUTによる社会貢献)、精神的充足
それぞれに費やしている時間数は、固定費が9h、変動費が4h、利益を享受している時間が3hくらいでしょうか。
(24時間のうち、会社員として働く8時間を除いた16時間の内訳)
利益(望む結果を享受している時間)が1日3時間確保できているので、私の人生における時間投資は採算がとれていることになります^ ^
採算性を高めるには「固定費」を下げよう
「採算がとれる」とは、固定費を回収して損益分岐点を超えることなので、固定費は少なければ少ないほどいい。
私の場合、ポイントは家事と移動(通勤)の時間でした。この時間をINPUTの時間として活用しているので、固定費にしなくて済んでいます。
家事・移動時間の活用例
・家事で手が空かない時は、Voicy・Clubhouse・Audible(Audiobook)など音声のみの耳学
・電車内で手が使えるときは、学習アプリや読書
少し考えたのは、育児時間です。
子ども関係で必要なことをやる時間や子どもとの関わりに使う時間は、自分にとって固定費なのだろうか?
少し考えて、家族のための時間は利益を享受している時間(望む結果を得ている時間)としました。
子どもの成長段階や家庭事情によって、育児時間をどの時間に分類するかは人によって様々でしょう。もし育児時間が「固定費(削減したい時間)」だとしたら、家族との育児分担や保育施設やシッターなどの外部サービス利用を検討してもよいかもしれません。
自分が費やす時間を利益・固定費・変動費に分類することは、自分にとって、その時間がどういう意味を持つのかを考えること。
自分の意外な本音に気づいたり、時間の使い道を考える機会になりました。
スマホのスクリーンタイムは時間の自動仕訳
スマホのスクリーンタイムを見ると、使用したアプリがカテゴリ別に表示されます。まさに、時間の自動仕訳!
今回、実はスクリーンタイムに自分が認識していない時間が集計されていました。(業後に仕事のアプリを見ている時間が想像以上に積み上がっていました…)。スクリーンタイムを定期的にチェックすることは、時間の使い道を見直すひとつの方法。自分では気づけない発見がありそうです^^
最後に、参考にした本をご紹介します。
「人事屋が書いた経理の本」。
第2章・第3章に、採算戦略の話が出てきます。
もうひとつ、時間の使い方についてストーリー仕立てで分かりやすく書いてある本、「神時間力」です。
「時間は、資産である。運用の仕方で得られる結果が変わる。」(同書p96)
読みやすく、オススメです!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また書きます^^
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