テンプレートを使うだけの状態から抜け出したい!Notionの構造を理解し活用の幅を広げるためブートキャンプに参加
会社役員・小澤健太さん
小澤さんにインタビュー🎤
※ このインタビューは、2日目のワーク中に行いました
ーー普段はどんなお仕事をされていますか?
株式会社KASHIKAでプロダクトマネージャーをしています。それと財務も兼務しています。
ーーどのようなプロダクトを扱っているのでしょうか。
TikTokやYouTubeなどの動画広告をリサーチする「動画広告分析PRO」というツールを開発し、販売しています。
ーーKASHIKAさんでは、Notionを導入されているのですか?
そうです。3か月前に導入されたばかりなので、Notion歴は3ヶ月弱といったところです。社内のエンジニアがNotionのフォーマットを全部作ってくれていて、私はただ言われたとおりに使うだけでした。
ーーNotionのユーザーだった小澤さんが、ブートキャンプに参加しようと思った理由をお聞かせください。
Notionでできることが色々あるのは知っていたのですが、実際にはタスク管理も上手にできているかわからないくらいのレベルでした。性格的に、物事を突き詰めたい人間ということもあり、一度飛び込んで、どんなことがNotionでできるのかを全てしっかり知りたかったというのが1番の理由です。
Notionへの解像度が上がったことで「覚醒」した
ーー参加してみて、Notionができることは何なのかという理解は深まりましたか?
はい。例えば、データベースの設計とか、UI(ユーザーインターフェース。ユーザーの使い勝手)の設計の理解がかなり進みました。なぜこういうことができるのかということをツバサさんがすごく解像度高く説明してくださり、全てが「なるほど!」という感じ。元々Notionにはできることがたくさんあるという想定の元での受講だったので、解像度が上がったことで習熟度が一気に上がったと思います。覚醒した感じがあります。
ーー覚醒!
はい。覚醒といっても、私の場合はNotionを既に使っていたこともあり、レベル0から一気に伸びたという認識ではないんです。どちらかというと、レベル6から先の、伸ばすのが難しい範囲だったものが、一気に6から9まで到達できたと思います。
Notionを使う方法は知っていても、そもそもの構造が全くわかっていなかった。構造に対する解像度が上がったことによって一気にレベルが引き上がったと考えています。全て習得したかはわからないですが、Notionの大枠の仕組みはわかりました。あとは使い込んでいけばどうにかなるかなと思っています。
ブートキャンプで得たことを、社内のメンバーにも還元したい
ーーブートキャンプの参加者は、初心者から上級者までレベル感がまちまちです。 こういった環境で学ぶということについてはいかがでしょうか。
レベルに差があることについては全くストレスに感じませんでした。むしろ「あ、こういうところがわからないんだ」という部分を知れたのは、社内メンバーを教育する立場として有益でした。慣れていない人がどこで詰むのかを実際の現場で捉えられたのはとても良かったです。
ーーNotion初心者がどこでつまずくかがわかったということですね。
はい。慣れていない人でもどうすれば使えるようになるだろうということが、ブートキャンプの間、常に頭の中にありました。普段はあまり没頭してメンバーのことを考える時間がなかったので、それができたのも良かったです。定着させることが1番大事ですからね。
ーータスク管理の話はいかがでしたか?
ブートキャンプで学んだタスク管理の話も、教育の面ですごく役立つと感じました。
立場上「タスク管理ってどうしてますか」「優先順位のつけ方がわかりません」というような質問をもらうことが頻繁にあります。
私は割と頭の中で整理できる人間で、自分の中では消化できていたのですが、誰かに説明するとなるとうまく言語化できずにいました。
ですが今回、タスク管理の方法を学び、頭の中に浮かんだやるべきことをタスクに落とし込むフローがわかりました。それは社内教育にとても役立つと感じています。
Notionはコミュニケーションツールにもなりえる
ーー仕事だけではなく、プライベートにも活用できそうですか?
めちゃくちゃできると思います。私はものすごく計画を立てるタイプなので(笑)。例えば旅行に行ったりとか、 家計管理にも使えるなと思いますね。
ーー奥様もNotionを使われるのでしょうか?
使わないです。なので、全くNotionに触れたことがない人でも使える方法を、講義を受けながらずっと考えていました。
Notionのようなツールって、アレルギーがある人もいるかなと思うんですよね。継続するためには、リテラシーが無くても使えるということがすごく大事だと思っています。
あれ、気づいたら使ってた、みたいな感じにしたいですね(笑)
ーー今回のブートキャンプで作っているNotionはなんですか?
結婚式準備のタスクを管理するNotionを作っています。完全にプライベート用です。
今、妻と結婚式の準備をしているのですが、私が仕事が忙しいせいでなかなか一緒にできていないんです。決して面倒くさがってるとか、モチベーションが低いわけではありませんが、彼女を不安にさせていると思っています。ですから、Notionで結婚式のタスクや段取りをしっかり見える化するものを作って、ちゃんと考えているよということを示せたら、安心するんじゃないかと思うんです。ある種、コミュニケーションツールとしても使えるなと思っています。
ーー素敵です!お友達の結婚式の動画を見てタスクを洗い出すのも良さそうです。
それは面白いかもしれません。Notionに動画を埋め込んで、タスクができてないものを生み出せるフローを作ったり。出てきたタスクをまたNotion書き出してみたいな…なんでも使えますね。
ーー結婚式のことだけでなく、アイデアがたくさん湧いたんじゃないですか?
そうですね、なんかあれもできるかもあれもできるかもみたいな。アイデアが湧いて整理できてないです。ちゃんとNotionに出さないと(笑)
Notionを知れば、できることが圧倒的に増える
ーー最後に、参加に迷ってる方に何か一言お願いします!
迷う必要は何もないと思っています。そのままの自分で参加して自分を変えてみようという気持ちがあればいいと思います。デメリットは何もないです。メリットしかないです。
ーーNotionについてほとんど知識が無い人はどうでしょうか。
何も知らなくても参加した方がいいと思います。Notionをいうツールを知らないと知っているとでは、全然違うはずです。Notionを知っていれば、仕事でもプライベートでも、できることが圧倒的に増えます。今よりよくできることも増えるでしょう。ブートキャンプでは、Notionというツールの使い方だけを習得するというよりは、今までタスク化できずに上手く進められなかった仕事の進め方がわかったり、頭の整理ができたりして、スッキリしますよ。
ーー貴重なお話をありがとうございました!ブートキャンプも残りわずか。頑張ってください!
ーあとがきー
何事も突き詰めたいという性格という小澤さんは、ブートキャンプに参加したことでNotionの解像度が上がり覚醒したと語ります。
使い慣れない人がどうしたら使いやすいかを熟考し、その結果を社内メンバーにも共有したいと話してくれました。
結婚式準備Notionを見た奥様も、驚き&感動の反応だったそうです!
(取材/文:ライター 尾田ニコ)
(画像提供:小澤健太さん)
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