採用で見るべきは、企業の価値観に共感できるかどうか。【#コジマ仕事図鑑 Vol.2 行田大輔】
コジマで働く人々を紹介するインタビュー企画「コジマ仕事図鑑」。第2回となる今回は人事部課長 行田大輔さんにインタビュー。
販売員からキャリアをスタートし、店長・エリアマネージャーを経て人事部に。コジマで働き始めて今年で20年となる行田さんに、これまでの経歴や人事部のお仕事、コジマに入社する方の特徴など、さまざまなお話をお聞きしました。
企業理念の浸透を目指し、人事部へ。
―行田さんはコジマで働き始めて今年で20年になるんですね。これまでどのようなキャリアを歩んできたのでしょうか?
販売員のアルバイトから始めたのがキャリアの始まりです。もともとペットが好きで、好きなことを仕事にしたいと考えていたのが入社のきっかけでした。それからコジマで働く楽しさや社風が気に入って正社員に。
実はアルバイトだった当時の副店長が人事部課長の熊井、エリアマネージャーが人事部部長の山下役員だったんです。今では揃って同じ部署に所属しているんですよね。
そして店長、エリアマネージャーを経て人事部に異動してきました。きっかけは山下役員に声をかけていただいたから。
弊社は良くも悪くも、店長の裁量が大きく、店長によって店舗の考え方や運営方針に違いがあります。良い面としては、店長が自分の考えを店舗に反映しやすいこと。一方で悪い面としては、チェーン店であるにも関わらず店舗によって雰囲気に違いがあること。
つまり店舗を異動する度に、自分の考え方を浸透させなければいけなかったんです。そんな業務に疲れていた私に声をかけてくれたのが、山下役員でした。
人事部に異動してからは、「限りない安心をお客様へ」という企業理念のもと、全社・全店舗への浸透を目指して日々の業務に取り組んでいます。
―部長の山下さんがきっかけで人事部に所属することになったんですね。では、現在行田さんは人事部でどのようなお仕事を担当されているのでしょうか?
基本は中途採用を担当しています。中途向けの面接や会社説明会はもちろん、ときどき新卒採用も手伝ったり。あとはドッグトレーニング課の教育・管理にも携わっています。業務の割合でいうと中途採用が3割、ドッグトレーニング課が6割、残りがその他というイメージ。
人事部ですが私自身が出向く業務が多いですね。
コジマは未経験から育てる企業。
―中途向けの会社説明会はどのように行うのでしょうか?
新卒向けの会社説明会を自社で開催するときは合同説明会に参加していただきますが、中途採用向けの会社説明会は個別で行うことが多いですね。中途採用希望者は仕事をしている方がほとんどなので、一人ひとり個別に日程調整をしています。
今ではオンラインが主流となったので多くの方に株式会社コジマを知っていただけるようになったと実感しています。もちろん希望があれば対面での会社説明会も行いますよ。
中途採用向けの会社説明会を実施することで、採用のミスマッチを未然に防げ、採用後の定着率も上がりました。
―志望者はどの年齢層が多いのでしょうか?
年齢層に偏りはないですね。20代から50代の方まで幅広いことが特徴的かと。コジマは年齢関係なく働くことができることもあり、たくさんの方からエントリーをいただきます。数ある専門店の中でも「コジマで働きたい」と思っていただけるのはありがたいですね。
エントリーした方が働いていた業界も幅広いんですよ。同じペット業界からの転職はあまりなく、中途採用でも未経験からスタートしたスタッフがほとんどです。
入社後もしっかり研修を行うので、中途からコジマへの入社を考えている方も安心して働き始めることができると思います。
―中途の方でもほとんどが未経験入社なのは驚きです。採用される方の特徴などはあるのでしょうか?
接客好きな方が採用されることが多いですね。もちろんみなさんペットが好きなのですが、コジマでは接客好きであることがペット好きと同じくらい大切なので。
また、個人的には明確な志望理由と自身の理想をもっている方がとても素敵だと感じます。コジマで何をしたいか、どのようにしてお客様と接することができるのかを具体的にもつといいですね。
そして最も大切なのは企業理念への共感です。企業理念は企業の価値観。人間関係に例えると、お互いに価値観が合わなければ、その先ずっと一緒にいることはないですよね。それと同じで、企業理念に共感していただける方のほうが、実際に勤務してからのミスマッチがないと思います。
目標にこだわるため、自ら一貫性をもつ。
―すべてのお客様に安心を与える存在だからこそですね。ここまで採用についてお話を伺ってきました。次は行田さんがお仕事をする上で大切にされていることをお聞きしたいと思います。
大切にしているのは、一貫性をもつこと。日頃から自分の発言や行動に責任をもち、すべて統一するように心がけています。
例えばドッグトレーニング課。ここではより多くのお客様とワンちゃんを幸せにするという目標を立てているんですが、部署を管理する立場として私は売上も見なくちゃいけません。正直、期末になると売上が気になります。売上とはお客様のご支持や満足度の指標だと考えているからです。
自分たちの1ヶ月、1年はお客様にどう評価されてたのかは気になっちゃいますね。
あくまで売上は結果。だからこそ、もう少しで予算が達成しそうでも、数字を追う事は絶対にありません。
そんな発言をしてしまうと、スタッフが「結局お客様ではなく売上が大事なのか」と感じとってしまう恐れがあるので。売上だけを追ってしまい、お客様を幸せにするという目標が叶わなくなってしまうんです。だからこそ自ら一貫性をもち、目標に対して徹底的にこだわる姿勢を大切にしています。
―発言や行動がブレてしまうと、全員で追う目標も達成できなくなってしまいますよね。欠かせない姿勢だと思います。そんな行田さんはお仕事をする中でどんなときにやりがいを感じますか?
理念が伝わっていると感じた瞬間ですね。以前、あるドッグトレーナー課のスタッフが、こいぬのほいくえんの園長になりたいと話してくれたんです。その理由を聞くと、「私が園長になったら新しい保育園が設立できて、そこにいるワンちゃんとお客様と幸せにできるから」と。
スタッフが私たちと同じ思いをもっていることに感動しましたし、何より理念を伝えてきた結果が表れた瞬間だと実感しました。続けてきて良かったなと。今までの取り組みが報われたようで、すごくやりがいを感じました。
これからも理念を伝え続けていき、それを体現してくれるスタッフをどんどん増やしていきたいですね。
行田さんのペットをご紹介
お名前:ぽんすけ
犬種:シーズー
年齢:2歳
性格:わがまま、甘えん坊、
特徴:お風呂好き、暇さえあれば寝てる、オモチャをすぐ壊す
お名前:はんぞう
犬種:チワワ
年齢:14歳
性格:臆病、
特徴:オヤツくれる人だけ大好き、トイレできないけど良いヤツ
ぽんすけが来てから10歳若返り散歩も走るようになった
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