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「セックス・エデュケーション」シーズン4(final)EP2 挿入歌解説

boysもコブラ会も今たまっているので忙しい、、!けどやっと2話、見返していきます。

Episode2

1、What So Never the Dance / Bootsy Collins(1971)

OP曲。シャザムするとWhat So Never the Dance(Mixed)バージョンがでてきますね。どっちだろ。ブーツィ!!ファンキーすぎる曲で、ドラマお馴染みの開幕オチ。時間が経過し、行為がうまくいかない状況がわかってくると、以下の曲に切り替わります。

2、China In Your Hand / T'Pau (1987)

和訳はこちらのブログを参照させてもらいました(洋楽和訳 Neverending Music)。解説も詳しいです。フランケンシュタインの小説をモチーフにして書かれた曲だそう。
China In Your HandのChineは磁器を指しているようで、壊れやすく繊細で美しいものの例えかと推察されます。
ドラマでhandjobを続ける中で、歌詞をみるともうかなりやばいですね。さすがに笑います。
Oh hands move and heart beat onとか
サビのDon't push too farとか……
繊細なんだよ……

3、Work That Body / Diana Ross (1982)

エリックはヨガに誘われ、オーティスはジムへ。

4、I'm Coming Home / Staple Singers(1959)

今シーズンでひとつの柱となるのが、エリックの宗教との関係性。彼が教会に行くシーンでこの曲がかかります。エリックにとって教会は家とも思えるものなのかもしれません。しかし、保守的な信仰を前に、エリックは自身のセクシャリティを隠さなくてはなりません。
ここまで書いて、このドラマの舞台ってどこなんだっけと思い調べると、インタビューが出てきました。一応架空国(アメリカ寄り)なんですね。
The Staple Singersに関してはMikikiの記事が詳しいです。

5、Do the Evolution / Pearl Jam (1998)

和訳はこちらを参照させていただきました(りりっくりすと)。
サポートを拒否する母親に向かって、変化している現状を訴えるオーティス。しかし彼も、自分の環境の変化に適応できていない。他人にめばえる嫉妬や、メイヴとの関係の不安が表情に現れている。
Do the Evolution、気合いの入ったMVで見応えあります。ドラマ内容との関係は、進化と変化をなぞらえているのか、ちょっとこじつけ感もありますが、荒れるオーティスの心情に沿っています。

6、Hold On, Im Coming / The Voltage 

原曲はサム&デイヴの同名の曲。完璧に洋バンドだと思ってました!日本のバンド、ザ・ボルテイジをあえて採用したのはこのジャキジャキ感が堪らなかったからだろうか、、
和訳&解説はこちらが面白かったです(ギッコンガッタン
このドラマのことだから完全に下ネタかと思っていたけれど、友情や愛情、つよい結びつきについて歌った歌でもあります。心のつながりを大切にしようとしたジャクソンのシーンにぴったりです。

7、I Believe In Miracles / Jackson Sisters

episode2、謎にファンキーな曲多いっすね、全体的に黒めというか。
この少し前のBGMでも一部ファンクが使われていたし。
オーティスが学内の人気カップルのセラピーに成功すると、オーティスのセラピーはオーを差し置いて大人気になります。オーティスミラクル。
ジャクソンシスターズ、一番有名なジャクソン一家とは赤の他人なんですね笑(ソウル&ファンク大辞典

8、動物の謝肉祭「白鳥」

youtube省略しますが一応。
ジーンがジョイをあやそうとしてかける曲。

9、Violin Concerto No. 1 in A Minor, 1. Allegro 

こちらも省略しますがバッハのヴァイオリン協奏曲。傷心中の教授が部屋できいています。

10、I Wanna Be Your Dog / the Stooges(1969)

エンディング曲。オーの選挙戦略に危機感を感じたオーティスは、元カノのルビーに助けを求めることに。
曲ほどは過激ではありませんが、ルビーの言いなりになる準備はできているという感じ。
関係ないけど、このオーの戦略って全然いいと感じないし、オーティスとオーの対立はわりとドラマの筋書きにキャラクターが踊らされている感が強いと感じてしまいました……。


気が向いた時にEP3書きます。

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