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Utaro Notes更新情報

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執筆者Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート。 https://dodidn.com/blg/
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2024年3月の記事一覧

開高健『開口閉口』―やらされることの美学〈2〉

“Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「開高健『開口閉口』―やらされることの美学〈2〉」。 やらされ仕事にしては、あまりに周到で、勤勉で、徹底されすぎているじゃないか…。 それが、フォーサイスの原作をもとに実写化されたフレッド・ジンネマン監督の映画『ジャッカルの日』(1973年)における二人の男。 一人は、ド・ゴール将軍の暗殺を任された金髪の殺し屋で、もう一人は、その殺

開高健『開口閉口』―やらされることの美学〈1〉

“Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「開高健『開口閉口』―やらされることの美学〈1〉」。 文才作家である開高健氏の名著『開口閉口』の中で絶賛していたフレデリック・フォーサイスのポリティカル・スリラー小説『ジャッカルの日』。 私はこれの映画が大好きで、今回はこのフォーサイスの『ジャッカルの日』について書きました。

ストーンヘンジに人々は集まった

“Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。 Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました! 「ストーンヘンジに人々は集まった」。 先月、「ストーンヘンジに魅了されていた頃」と題して、懐かしいミステリー&オカルト系の児童書からそのストーンヘンジについて書いてみたわけですが、今回はその続編ともいうべき稿。 子どもの頃はストーンヘンジなんて、あれは宇宙人が乗ってやってくるUFOの基台=「離着陸台」だったんじゃないの? などと思