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伝わらなければ、やらないと同じこと

ロゴデザインをお願いしたことで、たくさんの学びがありました。
そして、早い段階でロゴだけでなくトータルブランディングもお願いすることになります。

僕の思いや、作るパン。
そのパンを誰に食べてもらいたいか、どんなシーンで食べてもらいたいか?
デザイナーさんからの質問は多岐にわたりました。
パンの食感、風味とは?その風味は何由来なのか?

その上で、どうお客様につたえるか?
シンプルなロゴは、説明不足で不親切。
ゴタゴタし過ぎてもダメ。

今回のお店のテーマは、①手で捏ねること、②低温熟成、③三重県産の小麦を使うこと。

それを伝えること。

以前は、それは自分が勝手に選んだことで、大きくアピールすることはしませんでした。

理想は、普通のパン。でも拘った素材。
それがさりげなくて格好いいと自己満足してました。

でもそれぱ、お客様からしたら普通のパン。
どこにでもあるパンでした。

やってることが伝わらなければ、やってないと同じこと。

その食材や使う意味、難しさ、製法の意味
それらをしっかり伝えることで、このパンの価値を知ってもらう。

その上で、その価値を共感していただいた方にパンを召し上がっていただく。
どこにでもあるパンではなく、ここでしか買えないパン。

こうしてペトラントーヤマの方針が定まっていきました。

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