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自分を客観視してみる

先日、結婚式の衣装合わせに行ってきました。

衣装合わせとは何かというと、ドレスの候補をたくさん試着をして、実際のお式で着用するドレスを決めていくための打ち合わせです。

つまり、この日初めて私はウエディングドレスなるものを着用してきたのです!

正直にいうと、衣装合わせの前はあまり気乗りしていませんでした。

休職中にドレスをたくさん着るという、何やら楽しげなイベント(?)に参加をするということへの引け目もあったのかもしれません。

だけど、原因はそれだけではありませんでした。

私は自分のスタイルにあまり自信がありません。

以前書いた記事(下に掲載しますね)にも書いていますが、大学時代はどちらかというとぽちゃっとしていた体型でした。

周囲の女の子と比べては、自己嫌悪に陥り、どんどん自分の体型が嫌いになっていく。そんな悪循環に嵌ってしまっていたのです。

今は当時ほどの自己嫌悪はありませんが、それでも根本の自己肯定感の低さは改善されてはいません。

スタイルも悪いし、肌もそんなに綺麗じゃない。もちろん、結婚式を挙げると決めた時からなんとなく準備はしてきてはいるけれど、自信を持って人様に見せれるようなものではないから・・・。

そんな気持ちがあって、「自分なんかがドレスを着て、ドレスを選ばせていただくなんて、ドレスに申し訳ない」というよくわからない気持ちでいっぱいになっていました。

そんなこんなで、若干ネガティブな気持ちを抱えつつ当日を迎えました。

自分のスタイルに自信はなくても、やっぱり心は乙女。ずらっと並んだドレスたちを見ると心躍ります。

夫やスタッフの方と相談して試着するドレスを選び、いよいよ試着。

ファーストミートに憧れがあったので、ウエディングドレスは夫に見えないようにカーテンの中で試着します。

ドレスは普通の洋服とは違い、ほぼ「着せてもらう」感じです。和気藹々とお話ししているうちに、あれよあれよとドレスに身が包まれてゆきます。

ドレスを着たら、スタッフの方が簡単にヘアセットをしてくれました。イヤリングやティアラを身につけ、見たこともないような高さの靴を履きます。これで準備完了。

試着室はぐるっと鏡で囲われているので、この過程ももちろん目にしているのですが、なんの変哲もない私が華やかなドレスを着ているのがちぐはぐに感じられて、不安な気持ちは募るばかり。。。

いざ、慣れないヒールの高さによろめきながら立ち上がり、恐る恐る鏡の中の自分の姿を確認してみます。

するとどうでしょうか。あれ、なんか私、思ったよりいい感じじゃない…?

先程までの不安とは打って変わって、思わず声のトーンも高まり、表情も明るくなります。

スタッフさんが何枚か撮影をしてくれた写真を撮影してくれました。持ち前の自己肯定感の低さから、写真に写ることがあまり得意ではありません。だけど今日は特別。気分も高まっていて、楽しく写真を撮ってもらいました。

2時間を超える長時間の打ち合わせでしたが、楽しすぎてあっという間に過ぎていきました。

帰り道、スタッフさんに撮ってもらった写真を何度も見返します。

写真の中に写っていた私は、自分が想像していた姿とは少しだけ違いました。「自分なんか」と思っていたけど、ちゃんとドレスを着れている。SNSなんかでよくみる、「素敵な綺麗な花嫁さん」に、思ったよりもちゃんとなれている。

ずっとずっと自信のなかった容姿。何年も何年も、鏡の前で頭を抱えながら苦労をした日々。

終わりのないトンネルを歩いているようで、不安で仕方がなかった。だけど、この日写真に写った自分の姿を見て、改めて自分を客観視してみて、ちょっとだけ自信を持てるようになった気がします。

そうは言ってもまだまだ改善したいことだらけ。ドレスを着てモチベーションも上がったので、このままの勢いで、結婚式では史上最高に綺麗な姿になれるように頑張ろうと思います!


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はる


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