見出し画像

ロッタちゃんとお芋の町

ヘイドウ!
フランスが好きと言いながら、北欧も割と好きな、おしゃま図書の小象です。
その昔見たロッタちゃんが!!!
リバイバルしていて!!!
新宿のバムセナイトに行けなかったことをずっと後悔していたんですが、川越は私がかつて住んでいた街。川越なら行けるじゃん!!!
そして、あわよくば、もう一度バムセが買いたい。そう思ってロッタちゃんを見に川越へ行ってきました。何年ぶりでしょうか。


行きは小江戸号で

たかが映画を観に行くだけですが。せっかくなら気持ちをあげていこうと、行きはバスで新宿広小路に出て、西武新宿から特急の小江戸号に。

川越からはバスで。水上公園行きが来たので、それに乗って市役所前で下車。

なんか、知らない店が増えてる!!!

市役所の方って、あまりお店らしいお店なかったんですけど、結構新しい店が増えててビックリ。おしゃれハンバーガー屋とから、おしゃれかき氷屋とか、おしゃれ揚げパン屋とか…。私、時々、「川越出身だから、いつでも案内するよ!」とドヤ顔で話してますけど。ここ、どこ? てなくらい、特に、観光客でひしめく蔵造りの町は、知らない店に行列ができてました。
そんななか、銅板スレート葺きの蕎麦屋「百丈」とか、知ってる店があると、少しホッとします。

まぁ、でも、鎌倉とかに比べれば、まだ、インバウンドでパンクしている感じでもなく。でも、やはり、外国人ツーリストが増えたなーと思いました。

とりあえず、先にチケットを買い、少し散策。
埼玉りそな銀行がリノベして生まれ変わったの、気になってたんです。

上から見下ろすのって、気分いいですね。
旧頭取室もステキ。

当然、これだけではお腹いっぱいになるわけないので、これまた昔もよくいったあぶり珈琲へ(コーヒー飲めないけど、ここの雰囲気が好きなのです)。スコーンとアールグレイです。

そして、川越スカラ座へ。
いやぁ、懐かしい!
川越に住んでる時はたびたび来てました。
いっとき、閉館しましたが、その後、有志が運営している。シネコンばかりの世の中だけど、こういう、町の映画館て、ずっとあってほしいね。
あとから入って来た人用のとりあえずのソファとか。キュンキュンします。

本当は、バムセが売ってれば欲しかったんだけど、そりゃあもう、今更ですよねぇ。
各回入れ替え制。次に上映する作品は、トークイベントがあるみたいで、少し人だかりができてました。

かつての鶴川座、夢の跡

帰りは、亀屋で亀どらを買って(ここの蔵は、袖蔵がある珍しい、かつての裕福さを感じさせる建物なのですよ)、そのあとは、大正浪漫夢通りを通って、蓮馨寺の方に抜ける道に行くと、これまた新しい建物が。

ああ。

も、もしや…と思ったら。
ここ、かつての旧鶴川座なんですね。


美空ひばりも舞台にたった、かつての名物芝居小屋。戦後は、有名人がたくさん興行に来たらしいですよ。私が子供の頃はピンク映画館だったんで、そんなに歴史ある建物とは知らんかった。川越の地域雑誌「小江戸ものがたり」をちょっとだけ、お手伝いしてた時期があって、そのときに川越の歴史とか、とても興味を持ったのでした。
私が住んでたころもだいぶ観光地化進んでたけど、さらに、進んでるなー。

ただ、街並みの統一感とかは、さすがだなと思います。時の鐘通りにあるスタバも、蔵造り仕様でした。

次はもう少しゆっくりお散歩してみたい。
あと。やっぱり私は、鰻は小川菊派。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?