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こしかけ企画・松戸スタートアップオフィス主催セミナー「『感性・感覚』を語る夜」に参加して

この間参加した杉ちゃんが特別ゲスト対談されたオンラインセミナーについて言葉にしてみようと思う。
(はじめましての方へ。杉ちゃんとは。。。現代アーティストの杉田陽平さんの事です。)

長めの前置き

私は職業上わりとこういったセミナーに参加することが多くて、オンラインセミナーのことをレポートすることって慎重になる。主催の方、申し込んだ方々の思いやその場でしか分からないこともあるし、内容的に主催者や登壇者の方がその場だけで言ってほしくないこともあると思うからこうやって形にするのは躊躇するし、何を書くか、何を書かないかすごく迷った。

ただとてもいい体験をして、今回残念ながら参加できなかった方にも少しでもこの場の様子が伝わればという気持ちがあり多くの人に触れてほしいなという思いもあるので書かせていただきます。

また、Twitterで知り合った「のら」さんに、noteにこのセミナーのことを書かれたら読みますよ、といっていただいたことや、今回のセミナーの共同企画の梯さんがアーカイブをYouTubeにアップされる予定であり、今回参加できなかった方にもそのことを伝えていいと当日の最後の方にお話しされため、ブログに感想を書いてもいいのかな、と判断し、なるべくネタバレしないように言葉を慎重に選びながらレポートしたいと思います。



杉ちゃんの様子

まずこの日の杉ちゃん。外見から。

杉ちゃんの姿は、よく宣材写真で使われている茶色っぽいスーツで髪はストレートでつやつやだった。杉ちゃんって本当に不思議で、その時によって全然違う印象をもつ。ゆるくパーマがかったバチェロレッテの時も素敵だったけど、今回も素敵だった。かわいい。(私の最大の誉め言葉です)

話し方は、最初は優しい杉ちゃんでアートの話や熱が入ってくると声が高くなりテンションが上がっている様子がうかがえた。(わたしと推し活のお友達の間では「スイッチ入った」とこっそり言っている。とてもかっこいい好きな姿。)


セミナー全体の内容

前年度のセミナーでは、全体的な自分の考えや今やっていること、アートに関する話だったけど今年は少しテーマが絞られていた。
こしかけ企画の梯美和さんとの対談形式で、前半では梯さんが「五感」の大切さについて話して、後半が「感性」について杉ちゃんが話すという形だった。前半と言っても一時間のセミナーの中の3分の1くらいを梯さんが中心に話して、3分の2杉ちゃんがアートの現状や、ご自身が思われている課題、自分の画家活動について話されていた。

結構本音で話してくれた内容で、杉ちゃんも言葉を選ばれていたので、ここでは私の感想を中心に伝えますね。記憶とノートの記録が頼りなのでところどころ間違っていたらほんとうにすみません。


「リアクション下さいね」表現を大切にする杉ちゃんのお願いからはじまった。

まずすごく最初の方で「空気を読まないでチャットたくさん書いてくださいね」と声掛けされていたのが印象的。あ、ここでも相手のリアクションをとても意識されているんだなと思った。「表現してください」という杉ちゃんのお願いに応えるべく私もリアルタイムでリアクションできるように頭をフル回転した。

前半の感想「五感」についての対話

前半は梯さんが話をしてそれに杉ちゃんがリアクションをするという形式。杉ちゃんきっと一方的に一人で話すより、誰か対話相手がいることで、最大限魅力が出てくる。最初は少し緊張された様子だったけれど、次第に調子が出てきたみたい。体のメンテナンスには気を使っていること、でも梯さんが「誰にでも体のゆがみはあるので、整いすぎていてもそれはそれでその人の個性が無くなる」といっていたことに、「いやいや、僕すごくねじ曲がっているんで・・・」と答えていたのが、なんだかツボに入ってしまった。

五感をフル活用することに関して幼いころの釣りの話、ミニ四駆の話、今までもその話は杉ちゃんのインタビューやごじむ(東京MX:五時に夢中)で断片的には聞いたことのある内容だったけどあらためてストーリーとして概観することができて、本当にこの人の話は一貫しているなと思った。
「親からしたら何の役にたつのっていう感じだったと思うけど、それが今の自分の工夫や発想につながっている」という言葉があらためて杉ちゃんの見ている世界を感じたいと思っている自分にはとても重要な発言だった。「響きあい」という表現を使われていたかな。

後半の感想「アートの現状について」からの展開

アートの現状について。この内容の時はすごく言葉を選ばれて「これが正しいということではなくて一つの意見として聞いてほしい」と前置きされた。「国民的な画家になること」を目標としていると最近杉ちゃんが言っている発言の背景について少しだけ踏み込んでお話をしていた。ここはとてもデリケートな部分でもあると感じたのでアート初心者の私が軽々しく言葉にできないため割愛するが、本当にアートを愛して、いろいろと試行錯誤しながら、決して自分が有名になりたいという思いだけではなくて、これからの若い後進のアーティストの人たちのことも考えて発言されていることだと思った。

アートのコアなファンの方々のことも考え、自分の行動一つで与える影響があることも理解しながら、新しいアートのファンの人たちを増やしていくこと、これからのモデルケースになる決心、というような覚悟のあるお話しだったと思う。そして、杉ちゃんは、私のようにバチェロレッテがきっかけでアートに興味をもって好きになった人への感謝も決して忘れない。

 杉ちゃんはもともと人気作家さんだったこともあるが、名前が広く知れ渡ったため年々作品の値段が高額になっているようである。なので資産家ではない私のような人がコレクションをできるような方ではもう無くなっている。
でも、そのような作品にはなかなか手が届かないけど杉ちゃんを応援してくれる人たちに対しても「応援してくれて、いろいろとメッセージを書き込んだり、アンケートに記入してくれることが、その後の自分の活動につながる」ということもあらためて伝えてくれた。

そんな風にでも杉ちゃんに少しでも役に立っていると思えると、まだまだ発言するのは怖いけど頑張って自分なりに応援しようかなと思える。ファンの人の杉ちゃんへの感謝に対しても「こちらこそ力になっています」という声かけを決して忘れない姿勢に、本当にこの人のファンになってよかったなぁ、とあらためて思う。

最後に:杉ちゃんをこれからも応援していこうとあらためて思わせてくれた

最後の方で最近の活動については「インスタ」を見てください、と言っていたのが、一年で「アメブロ」を見てください、から「インスタ」に変化している・・・!というのは余談で、
ストーリーに載っているお客様とのエピソードで、バチェロレッテではなくてYouTubeで杉ちゃんのことを知って、すごく杉ちゃんの作品が好きになって、ご自身のもっている巨匠(と呼ばれる誰でもきいたことのある画家さん)の絵を売って杉ちゃんの作品をたくさんコレクションしている方との話が素敵で、国民的画家さんへの第一歩を踏み出されているなぁ、杉ちゃんご本人もうれしかったんだろうな、と思うと、こちらもうれしくなった。

YouTubeを始めたのはバチェロレッテでファンになった多くの人とのインスタライブがきっかけで、それが杉ちゃんの画家活動にプラスになっているのであれば、本当に思い切ってインスタに参加したりメッセージを書き込んだりしてよかったなぁと思うし、本当にファン冥利につきる。

もともとアートが好きな方々と、バチェロレッテでファンになった人たちの間にはまだまだ大きな隔たりがあるのかもしれない。でもどちらも杉ちゃんの一部で、その全体を好きになってくれて、小さい子から高齢の方まで杉ちゃんを好きになる人がもっと増えてよい循環が生まれて、杉ちゃんのようになりたい、と思う人ももっと増えていって、世の中にアートが自然に浸透したり一人一人の物の見方、表現を大切にするようになっていったらいいなぁ、と心から思った。

なんだか大きな話になってしまったのでこの辺で。


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