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思考停止をストップして、やっぱり楽しいことを考えたい

つくし公園愛護会の8月。残暑。子どもたち用に水遊び道具を持ってきてくれた仲間のおかげで、ちょっと涼しげな夕方。夏の間に伸びた雑草を刈ったり、抜いたり。隠れ場所を失ったバッタがわさわさ出てきて、みんな大喜び。

1時間だけの作業でも、良い汗かいて、達成感も味わえる。仲間と久しぶりに会えて、お互いの近況を話したり、新しい気づきがあったり、良い時間。

花壇の花も初めての夏。暑さにも雨にも負けず、わさーっと元気よく生き延びました。まずは成功としておきましょう。パチパチパチ8。

小さく続けられていることは、これはこれですごく良いし、大切なこと。でも出来ることなら、大勢で草取りイベントもやりたかったし、スイカ割りや夏祭りみたいなこともやってみたかったなーと思う。

誘おうにも気軽に誘えない。楽しいイベント企画もできない。集まったり、食べたり飲んだり、おしゃべりしたりって、そもそも人としての楽しみの基本。楽しいこと考えようとすると、どうしてもこれらにぶつかってくる。なんとかして楽しいこと考えようと思っても、当然ありきたりなことしか思い浮かばないので、出てくるアイデア、出てくるアイデア、どれかに該当してきて、はいNG。

こうもNG連発すると、メンタル的にも自己防衛機能が働くのか、もういっそ考えない方がラクなのではないか?となり、思考停止。自粛生活も初めの頃はまだいろいろ工夫してやってみようとか思ったけど、そういう初期エネルギーも枯渇し、いろんな疲れもどんどん溜まってきた。

でもちょっと待って。楽しいことを考えないような思考停止状態がずっと続けば、それがデフォルトになって、じわじわとエネルギーを奪われ、やがて忘れてしまうんじゃないか。むむ、それって恐ろしい。

ひとりだと、何か新しいことを思いついて、やり方考えて、相談して、実行してみるには、とてつもないエネルギーが必要だけど、誰かが助けてくれたら、全然違う。それはアイデアの種でも、やり方のヒントでも、やってる様子が見えるだけでも、いい。同じように頑張ってる仲間がいるっていうだけでも嬉しい。存在の強さ。

こんな中でも楽しめる工夫をしてる人はたくさんいて、みんなの公園愛護会では、そんなヒントを情報としてたくさん出していけたらいいなと思う。

みんなの公園愛護会でやっている「となりの公園愛護会」というコーナーではいろんな愛護会の活動を取材させてもらって紹介しているけど、もっと気軽にたくさんのヒントが知れるような新企画があってもいいかもなあ。

ちなみに「となりの公園愛護会」というのは、こんな感じ↓


途中休憩でお茶の時間を作って、みんなで会話する時間を取っているという団体もあったし、子どもたちが作業しやすいように、小さな道具を用意したり、ゲームっぽい仕掛けを用意している団体もあった。そういう小さな、取り入れやすい工夫(でもコレがなかなか思いつかない!)を、どんどん紹介していくことで、自分含めて、ちょっとでもいろんな人のモチベーションアップに繋がったらいいなと思う。

だって、こういうボランティアって、みんなでやると楽しいけど、ひとりじゃなかなか難しいからさ。(少なくとも私はそう)

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