2015年11月第3週

22日(日)

明治安田生命Jリーグ J1 2ndシリーズ 第17節 川崎フロンターレ vs. ベガルタ仙台 観戦のため 等々力競技場 へ。まだ11月だというのに チャンピオンシップ天皇杯 の道を断たれた 川崎フロンターレ にとっては今年の公式試合の最終戦です。2013年の7月から始まった オッサン の等々力行脚もそれはそれで徐々に日常化して新鮮な気持ちを失いがちになりますが、人の思いの結実する瞬間を目にできる機会としてサッカーの試合に足を運ぶことはまだまだやめられそうにありません。このノートで今年紹介し始めた 等々力緑地公園 内の横断歩道の ピコリーノ さんも今日はホーム最終戦と知っているのか?、全員お集りの様子です。サッカーを観戦しに行くと “川崎サポ って人たちは……” と思えることにスタジアムへ向かう途中で出会います。

お天気はたまに太陽が顔を出す、サッカーをするにはちょうどいい天候です。ただ見る方はジャッカン寒さを覚悟してシートに座ることになります。「安心してください、はいてますよ。ヒートテック。」

ホーム最終戦。今年も無冠で終えるシーズンの無念さをチームに代わって晴らすかのような ゴール裏 の 旗振り隊 の盛り上がりです。試合前、まだ ゴールキーパー のアップが始まったばかりなんですが(試合開始45分前)、なにか?。

今日は東日本大震災を機にこのサッカークラブと縁を持つことになった 陸前高田市 の物産が大挙してやってきて 陸前高田ランド が 等々力競技場 の場外で開催されていました。その 陸前高田 のマスコット ゆめちゃん と 日本自動車整備振興会 のマスコット てんけんくん が 等々力競技場 にきています。選手紹介のアナウンスを整列して聞き届けた後のーーーーっ、ハイタッチです。

試合は 1 ‐ 0 で フロンターレ がホーム最終戦を飾ることに成功しました。終わってみると 大久保 嘉人 と 武岡 優斗 の日でした。YOSHITO のバイシクルとスコーピオン、そして決勝GOAL。TAKEOKA の安定した守備と CK からの2本のヘディングシュート。これで来シーズンの始まりまで日常生活の平穏を保てる人が川崎を中心に多く存在することになります。

最後は勝利の円陣を。集まって、回って、水しぶきが飛んで、多少逃げ気味に終える。来シーズンも多くこの光景が見られることを願います。

結果、GORILLA 大久保 の3年連続得点王 が決まりました。あのつま先の親指の付け根あたりに当てても低い弾道のシュートが飛ぶ謎を オッサン はまだ解明できていません。サッカーに対して、やたら大人げないところはこのノートを書いている オッサン と共通することがあります。むこうは普段やたらいいお父さんです。対して……(反省終わり)。YOSHIメーター は今シーズンの終了時点で 156 を記録しています。

そしてホーム最終戦のセレモニーですべての日程を終了です。最後にあいさつに立ったのは バレンディエラ にして マエストロ いまや 長老 とも呼ばれる 中村 憲剛。出身校の 都立久留米高校 のサッカー部の先輩に 志村 けん という存在がいます。だからボールを奪取されそうな時の「けんご!、うしろ!、うしろ!。」は非の打ちどころのない由緒正しいツッコミです。

最後はやはりこの方々を紹介してホーム最終戦を終えることにします。フロンターレ さん、ピコリーノ さん、また来シーズンもよろしく!!。


今週の新しい言葉

御用

初めてこの言葉を知ったのは皆さんと同様に、幼いころ見たテレビの時代劇の捕り物のシーンでした。あんなにやかましく追いかけたら、逃げている方はどこまで追いかけてきているかバレてしまうのに、と子供ながらに思ったものです。だいたい追いかけるほうもあんなに声を出しながら走ったら息が切れて大変ぢゃないか!!! と追いかけている人のことを気の毒にさえ思っていました。さて写真を撮った場所が場所なのでこの場所の方々にやましい点は一切ないですが、あまり悪く思われたくないので今週もサラリと行きます。御用 です。来ることを望まない人に対しての言葉かけに対して 御用 という表現。そういった方にも丁寧な表現をすることに違和感を感じます。来たら迷惑の人の中にはスゲー人がたまに来るのかなぁ?、なんて勝手に想像しています。たぶんきっとそうなんでしょう。でなければ、なにか世の中には オッサン の知らないところでこういう時には 御用 という単語を使わなければならないという極秘のルールがあるのかもしれません。なにが言いたいかというと 御用 という言葉のちょっとした 誤用 ということでした。


今週のパノラマ

ホーム最終戦。コレオグラフィ が行われて 青 と アズーロネロ となった 等々力競技場 メインスタンドからの風景。