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節約好きのヒモが紹介する節約術【固定費編】

私は節約が得意だったので(ヒモと揶揄される)専業主夫になれた。現在の夫婦二人暮らしの生活費は、妻の一人暮らし時代の生活費よりも安い。具体的には月20万円(家賃込み)で生活している。

統計局の家計調査データをまとめたサイトによると、二人暮らしの生活費は平均24.1万円(家賃抜き)で、生活保護の受給対象とされる年収200万円未満の世帯でも平均14.6万円(家賃抜き)らしい。我が家の暮らしぶりは「健康で文化的な最低限度の生活」といえるだろう

今回は、最低限度の生活を送る私たちが実践する節約術(固定費編)を紹介する。家計公開編&変動費編はコチラ↓


まずは固定費を減らす

よく知られた話だが、節約の鉄則は固定費の削減である。

住居費


現在は賃貸マンションに住んでいるので、家賃について語る(初期費用や家賃の抑え方は随所で解説されているので割愛)。

家賃も個人情報のひとつなので相対値(家賃相場との比)のみ紹介する。現在の家賃は居住地域の家賃相場の約80%である。家賃相場10万円の地域において家賃8万円の家に住んでいるイメージ。ちなみに居住地域は「23区外の首都圏」だ。

当初はケチ魂を遺憾無く発揮し相場の65%を予算として探していた。ただ、最終的には節約意識を弱めて相場の80%の家にした。固定費の削減が重要と言いつつ家賃は渋らない(それでも相場より安いが)ことに矛盾を感じるかもしれない。しかし、私たちなりの言い分もある。それは、お気に入りの家に住めば「家」という空間が贅沢となり、娯楽費を削減できることだ。

家で食事する時間、家でコーヒーを飲む時間、家で本を読む時間が「贅沢なひととき」になる。おうち時間を贅沢にできれば「お出かけ」をして散財することも減る。最も多くの時間を過ごす「家」にお金をかけるのは家計的にも悪くないのだ。

水道代


年間を通して月2200円ほど(使用量は月10~12㎥)。調べてみると、二人世帯にしては安い方だった。

まず、私たちの地域は水道代が安い。シャワー派であること(湯を張らないこと)も影響していると思われる。これは節約のためではなく、単に湯を張る習慣がないだけ。

ガス代


夏は2000円ほど、冬は4000円ほど。平均値(ネット情報)よりも4〜5割ほど安い。ほぼ毎日自炊しているのでガスコンロは多用している。ゆえにシャワー派であることが主因であろう。

細かな節約術として、気温に応じて給湯温度を引き下げている。真夏は37℃でシャワーを浴びるが、寒さは全くなく、むしろ快適である。

電気代


春秋は2000円〜3000円、夏冬は6000円〜9000円。こちらもネットで調べた平均値より安い。夏は冷房、冬は加湿器の影響で高くなる。

エアコンの設定温度とか、炊飯器の保温を使わないとか、LEDに替えるとかメジャーな節電は実践している。それ以外は特に意識していない。

通信費


インターネット無料の物件に住んでいるのでWi-Fiは無料。通信速度は下りが110Mbps、上りが10Mbpsほど。十分である。

スマホ通信料は二人で月2000円。SIM乗り換え作業は非常に面倒だが、格安プランへの乗り換えを推奨する。基本的にデータ利用量の少ないプランほど安い。スマホへの依存度を下げるだけで節約になるのだ。

ただでさえスマホに依存しているのに、外出先でスマホをいじるために高い金を払いたくない。私の先月のデータ利用量は0.7GBだ。家に引きこもっているのもあるが、外出先では基本的にデータ通信をオフにし、必要な時だけ利用している。

サブスク


サブスクは各人の好みによる。幽霊会員にならなければ大丈夫。

保険料


保険は期待値がマイナスなので不要と考えている。例外的に必要なのは、最大でも次の4つだろうか。

  • 火災保険

  • (自転車に乗る人は)自転車保険

  • (自動車を所有する人は)自動車保険

  • (住宅ローンを組む人は)団体信用生命保険

これらは明確に、あるいは実質的に義務化されている保険。私たちは自動車を所有していないし、ローンも組んでいないので「火災保険」のみに加入している。最近、居住地域で義務化されたこともあり自転車保険への加入は検討している。

生命保険や医療保険には入っていない。私たちが死んで経済的に困る人はいないし、仮に困る人(子供とか?)がいても加入する気はない。本当に困ったら生活保護があるからだ。また、健康保険の高額療養費制度や高額療養費貸与制度があるので医療保険に入る予定もない。

保険不要論に対して「先進医療を受ける際に困る」という反論もあるが、先進医療を受けることは困難(医療機関が限られる)だし、そもそも有効性や安全性が一定レベルに満たないから「保険適用外の医療」として扱われている。「必要な局面が限られ、実際に受けられる確率も低く、効果も確かでない医療」に保険料を払うほど富豪ではない。

NHKの受信料


テレビなどの「ワンセグ放送を受信できる機器」を持っていないのでNHKの受信料は払っていない。

受信料を払わない方法はNHK党のページで解説されている。私はNHK党の支持者ではないが、学生時代に「めんどうな客」を演じて集金人を撤退させたことがあった気がする。きっと記憶違いのはず。

あとがき

予想以上に文字数が多くなったので、変動費については別の記事に回す。

節約は我慢ではない。
節約はゲームであり、美学であり、生き様である。

「働きたくない人」「養ってもらいたい人」は一緒に節約を頑張ろう!

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