頑張れ
頑張れ。それは応援を意味する言葉だ。
でもそれは、一歩間違えれば呪縛のような言葉になる。
頑張れと応援してくれているのは分かるが、
時と場合によっては相手を追い詰めてしまう。
苦しい時の「頑張れ」は救われる人がいる一方で、
余計に苦しんでしまう人がいるということも忘れないでほしい。
こんなことを言うと、じゃあなんて声をかければいいんだ。
励ますために言っているのに。そんなに気を遣わないといけないのか。
そう思う人もいるだろう。
あくまで私を含めた一部の人のことなので、
共感できる人に読んでいただきたい。
苦しい時の頑張れは、頭に張り付いて離れなくなる。
どうしても悪いほうに考えてしまうから。
限界まで頑張っているのに、これ以上なにを頑張ればいいのか。
限界でももっと頑張らないといけないのか。
こんな風に。
だから、とりあえず話を聞いてほしいのだ。
そして、「頑張れ」ではなく「今まで頑張ったんだね」と一言添えて。
自分自身にも「頑張れ」というのはやめよう。
自分の心がふわっと軽くなるように。
無理せずゆっくり。自分のペースで。
ゆっくりでも、立ち止まっていても、前に進んでいるから。
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