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新型コロナ感染が再拡大本当の脅威は何か?

2011年の震災以降、テレビ報道は自分の心の健康を保つために、意識的にほとんど見なくなりました。そのため世の中を俯瞰して正確である情報と明るい糸口を発信している情報などを、自分から探しにいく習慣がつきました。

色々な民放局を中心にテレビをみている知人から、きいたところによると、さらに国民不安を煽るテレビ報道が日々流れているとのことで、感染者数がふえている現時点も、かなりネガティブ報道が加速している毎日のようです。

そんな中、日本総研の調査部 チーフエコノミスト 枩村秀樹氏が 「新型コロナ感染が再拡大本当の脅威は何か?」(https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/viewpoint/pdf/11945.pdf ) についての独自見解が非常に的を射てると感じます。

〜〜《要 点》〜〜

◎7月入り後、新型コロナの感染者が再び増加。もっとも、若年・壮年者が増加の主因で、重症者・死亡者も抑制されていることから、過度の懸念は不要。政府が7月10 日に実施した活動制限の緩和も理にかなった判断。

◎新型コロナの本当の脅威は、感染者の増加よりもむしろ、国民の間に浸透した萎縮心理。根強い自粛ムードが活動再開の足枷に。結果、膨大な需要不足による倒産・失業の増加、子どもの成長阻害を通じて、長期的な潜在成長率を低下させる恐れ。

◎活動再開を軌道に乗せるために、政府が三つのメッセージを発信することが必要。
①「若年・壮年者にとって新型コロナは脅威でない」
②「感染者が増えるのは心配ない」
③「日常生活を取り戻そう」

◎ 新型コロナを冷静に正しく恐れ、日本独自のウィズコロナ社会を設計することが重要。そして、わが国で解明された科学的エビデンスや、それを基に構築された社会的取り組みを、世界に向けて積極的に発信すべき。

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全てではないかもしれませんが、多くのテレビ報道のように、不安を煽る情報だけでなく、あらゆる確度からみた正しい情報と、今後の明るい未来の糸口をみつけ、次世代である子供たちも希望が持てる情報もセットでだせるような視座で、プラスに転じていくような報道が流れるような状態になることを祈ります。


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