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新型コロナウィルス戦記6

このnoteは新型コロナウィルスにまだなってない方や、なったばかりの方など少しでも参考になればと思い自分なりのコロナとの戦記を記します

前回→新型コロナウィルス戦記5

入院初日スタート

深夜というか朝方に、緊急入院し、熱も下がらず、初日の朝を迎えた。
左手には、パルスオキシメーターと胸に3箇所心電図パッチを取り付け、それらを一つのリモートで監視信号を看護室に送信する小型の機械が手元にあった。


朝の検温と問診を受け、完全防備の看護師さんが対応してくれた。
対面というのは、本当に安心するなと、心から感じた。

初の朝食

病棟で初めての朝食を食した。以外と食欲が復活して、よく噛みながら全てペロリと食べることが出来た。
お米は力が出るなと。あと、和食は本当にこういう時こそ、体に無理なく食べれて、素晴らしいなと感じた。

血栓防止のストッキング

色々な薬を投与するので、副作用で、両脚に血栓が出来ない様に、ストッキングを履いていた。
血栓が出来ると、脳溢血や別の大きな大病に至る可能性があるため、それを防止するという万全のストッキング。

投与した薬

今回、投与した薬は、まずはアビガン。
抗コロナウィルスとしての治療薬ではないですが、最近はコロナウィルスになった方も、肝臓数値が問題なかったり、妊娠してない方などには、処方したとされている薬です。

アビガン

レムデシビルは、トランプ元大統領が、コロナウィルス感染した時に、投与したそうだ。

米製薬大手ギリアド・サイエンシズがエボラ出血熱の治療薬として開発され、コロナ患者に投与したところ、回復を促したり死亡率を下げたりする効果が7月に確認された薬となる

レムデシビル

この薬と併用しながら、持病の高血圧の処方と、血栓防止のリクシアナ錠を投薬してもらった。

高熱の閉塞

薬のせいか、瞬く間に、高熱はおさまり、入院初日の夜には、平熱36.7まで落ち着いた。
天国と地獄の差だなと感じた。
どんどん食欲は、増進し昼ごはんも晩ご飯も、完食した。
一つ気になるのは、パルスオキシメーターの酸素量であった。
89から93の値から変動せず、医師からは、酸素吸入器をオススメされた。
つけてみると、酸素が微量に出てくるものを、鼻でうけとるというもの。
つけてからは、数値も94から95ぐらいまで回復していった。
新型コロナウィルスで、やられた肺の状態をチェックするのは、この酸素量が命。
健全者だと、98から99となる。

コロナウィルスの後遺症

肺炎になり、真っ白なところが増えてしまった、自分の肺だが、意外に、病院駆け込みが、早かったため後遺症を軽減する治療を、医師がほどこしていただいてる。
仮に、ホテル療養が長引き、自己治癒の任せて、進んでいくと、あらゆる後遺症に悩まされる方も多いそうです。
今年の冬などや、感染爆発して、病床数が足りなくなり、仕方なくホテル療養者が増えて、後遺症に悩まされる人が後をたたない。
不幸中の幸いで、まだ、コロナ専門医院の病床数が空いており、比較的落ち着いてきているので、自分としては恵まれていると、強く実感した。
可能であれば、コロナウィルス陽性になった方は、迷わずホテル療養ではなく、病院に入院することを、強くお勧めする。
ただし、保健所の判断が、全てとなるが…。

つづく→新型コロナウィルス戦記7

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