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付き合うという確認会話の必要性_マッチングアプリで会った男性の記録

「付き合ってください」「はい、よろしくお願いします」がないまま彼氏彼女に突入する人もいると思うが、そういう人たちは、自分たちが恋人同士であることをどうやって実感?確認?しているのだろうか。

pairsで知り合った上場企業で営業部長をされている40代前半の男性。

おっと、ここでストップ。気づいただろうか、自分よ。奇跡の上場企業。レアです。そして部長様。レアですよ。きちんとしたサラリーマン様。経営者(という名のフリーランス)、業務委託、自営業まみれの私のマッチングアプリ男性遍歴からすると、奇跡。別に上場企業にお勤めの人でも気の合う人はいるもんだ(偏見)。※事後談あり。後述。

毎週末一緒に過ごし、街を散策し、ちょっと遠出もし、美味しいご飯をたべ、歩く時は手をつなぐか肩を抱かれるか(これは初体験である。年齢的なもの?)、バレンタインもチョコをあげ、仕事の相談のような真面目な会話もし、食事は全部おごってもらい、夜は一緒に寝てを繰り返す日々。

側からみたら恋人同士そのものである(むしろちょっと仲良さめな)。

しかし、「付き合ってください」「はい、よろしくお願いします」の言葉、これを交わしていない。

となると、どうなるのか。交わしていないから恋人同士ではないの?やってること同じでも交わした途端に恋人同士になるの?私たちはなんなんでしょう?この世代の男性はあえて言わなくとも・・な感じなのかな。

怖くて聞けないでいる。「え、恋人じゃないよ・・まだ・・」とか言われたらそれなりにショックなので聞けない。

世の中にはそういった確認会話をせずに結婚に至るカップルもいらっしゃるようなのですが、そういう人は何で確信するの。

「彼氏います」ってはっきり言えないこの感じ。だって確認会話してないし。この人を誰かに紹介するときは、なんて言えばいいの。

そういえば昨年の初夏にもこのような状態の男性がいたのを思い出した。

確認会話のないまま、食事をし、双方の家で寝泊まりし、相手の家でリモートワークをし、休日はともにでかけ、ご飯をたべ、連絡を取り合いを3ヶ月やったが、私たちの関係は「深い友達?」だったそうで、最終的には私が(もしくは同時に向こうも)この人に魅力を感じなくなって自然に連絡を取らなくなって終了。

今の状態って、これに似てないかな。だとしたら、時間の無駄になるおそれも。今はとても楽しいけど、発展性がなくて、「時間の無駄だったなあ」って思っている3ヶ月後の自分をたまに想像してしまう。またpairsをひらく自分。みえる。視える。予知能力あり。

確認会話ってやっぱり必要だよね。どんなに大人だったとしてもさ。

※事後談
上場企業の営業部長は2年前に退職しててほんとうは個人事業主という名の無職で何もしてなくて税金滞納していた、ということが発覚した、本当にあった怖い話がある。



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