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みえるとかみえないとか

以前(まだ事業所を立ち上げるより前)に自分の書いたアメブロから少し変更して再掲です。
今、読み直しても好きな本で、自分の障害観に近くて、世界がこうなれば良いなと本気で思っているので、noteにも載せたくて。

2018年の発売当初に書いた感想です。
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福祉ネイルの卒業生がインスタで紹介してて、面白そう!!と購入して大正解でした。

チームバリアフリーとの衝撃的な出会いから、障害者に関わることが増えて、障害のある友達もできて、2人でいると普通なのに一緒に電車に乗ると急に居心地が悪い…みたいな体験もして、障害のある福祉ネイリストを育成して、活動のサポートをして、そんな中で最近感じているけどどう伝えたら?と思っていたことがすごくわかりやすく書いてあった本でした。

みんな違っていて、それが良いとか悪いとかではなく、ただ違うってことで。そのちがいをお互いに面白がる。
認め合うとかじゃなくて面白がるという言葉選びも、「お互いに」の一言をいれた経緯もとても素敵です。

その違いがタブーでもなんでもなく、普通に話せる環境はまだまだ貴重だけど、その居心地良さを知って、私は障害福祉の世界にはまりつつあります。
この本が注目されていることは、同じように感じている人が沢山いて、少しずつ世界がかわるのかな、と思える嬉しい本でした。

とてもオススメの一冊です。

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