犬の塩分不足

【塩分不足】
夏場、人間は「水分と一緒に塩分も摂りなさい」と言われますが、それは汗により塩分が排出されてしまい体に支障をきたすからです。

実は犬にも塩分不足は起こります。
・他の犬のおしっこの跡を舐める
・肉球を舐める
・人の手足を舐める
などは塩分を補うために行なっている可能性があります。
塩は栄養学上で塩化ナトリウムと言い、ナトリウムは体の中で
・水分バランスの維持
・栄養の吸収、輸送
・血圧の調整
・胆汁、膵液、腸液などの材料
など、体の中で重要な役割をしています。
摂り過ぎてもよくありませんが、足りなくなると心臓が正常に機能しなくなることもあるそうです。

犬のおやつにも海の食材を使ったものがあり、元々の材料(魚、肉、海藻類、穀物など)には塩分が含まれています。
そのため、犬は塩分排出能力が人よりも高いのですが、意図的に塩分を加える必要はありません。

また、嗜好性の高いジャーキーやフードにも塩分や化学調味料が多く含まれていることがあります。
おやつは分量を守るよう気を付け、人間用の食べ物(干物なども)は塩分が多く含まれているので、犬に与えるのはごく少量に留めておきましょう。

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