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酵素、発酵、酵母・・・?

酵素、発酵、酵母、、、、、一緒くたになっている方が多いと思います。

酵素とは、触媒として働くタンパク質で、生物の細胞内で作られるものです。様々な化学反応を起こさせて、体内で物質の合成や分解を行います。

発酵とは、生物による物質の分解や合成(酵素反応)を利用して、食品中の成分を別の物質に変えることを言います。

酵母とは、微生物の一種で、アルコール発酵やパンの発酵などに利用されてきた生物のことです。

人類は、発酵を紀元前から利用してきました。これまで長い間、発酵を使いながらも、科学的にどのような現象が起きているのか、知らずにいました。微生物が関与しているということも、19世紀になってはじめて分かったのです。20世紀に入り、酵素がタンパク質であることなどが解明されて、酵素が生物にとって非常に重要であることもわかってきました。

ちなみに、触媒とは、自分自身は変化せずに化学反応を促進する物質のことです。酵素は触媒の中でもたいへん優秀で、少量で大きな効果がでます。酵素が働くことにより、化学反応のスピードが数千万倍から数千兆倍になります。酵素がなければ数ヶ月とか数千万年とか時間がかかるような反応が、酵素により数秒で起こるということになるわけです。

現在では、様々な場面で酵素が使用されています。例えば、医薬品。
「タカジアスターゼ」や「パンクレアチン」は消化酵素で、消化薬として使用されています。そのほか、白血病の治療などに酵素が用いられています。また、抗生物質のペニシリンやインスリンなどの製造にも酵素が使用されているようです。

いまだに解明させていない酵素がたくさんあるようですが、その中の酵素を使ったものが、当社の消臭スプレーです。化学物質を使用していない、国内で製造した、自然界から抽出した酵素だけを使ったものです。

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