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《12月6日・7日》 ポルノグラフィティのライブビューイングに行ってきました!〜元ラバッパー・5年ぶりに帰ってきちゃったよ〜

*ポルノグラフィティがやってきた(ので、映画館に行った話。)

今年9月、東京ドームで2日間行われた
ポルノグラフィティのデビュー20周年記念ライブ『神VS神』。
ファンにとっては超一大イベント。
そのライブのビューイングが、12月6日・7日、全国の映画館で開催されました。
わたしはそのライブに行けなかったので、
せめてもと思い、今回の映画館でのビューイングに2日間参加しました。
結果。
...すっっっごく良かったです...。感動しました。涙出て笑って大変でした。
でも、実はわたしはこの5年ほどポルノグラフィティとは疎遠になっていたんです。

*ポルノのディープ(ブレス)なファンだった頃

わたしがポルノグラフィティを最初に知って好きになったのは小学校6年生の時でした。今から約14年前ですね。
きっかけは『鋼の錬金術師』がすごく流行って「メリッサ」が話題に上った時に、
元々ポルノファンだった親友が勧めてくれた事です。
メリッサも気になってましたが、「MUGEN」を聞いて真っ直ぐ恋に落下しました。
直後に聞いた「サウダージ」「サボテン」「アゲハ蝶」も最高でした。
そこから、「ラック」「渦」「ネオメロ」「マシンガントーク」等聴くようになり、
「リビドー」「ライオン」「ヒトリノ夜」等初期の曲も聴き漁り、
「夜明け前には」「憂色〜Love is you〜」「ハート」なんてバラード系も聴くようになっちゃって。
みるみる間に、当時出ていた曲は全部わかるようになってしまいました。
当時海外に住んでいたので、
友達にCDを貸してもらってiPODに入れて曲を聴き始めましたが、
自分用のCDも欲しくなって、あとマイナーなシングル曲が欲しくて、
前の作品も少しずつ買って揃えました。
コレクション・コンプリート。
音楽にこんなに興味を持ったのは初めてでした。

中学3年生になる時に日本に帰国。
新曲が出れば当然CDを買い、ライブツアーにはほとんど毎回参加し、
ライブグッズを集め、DVDボックスも購入し、特集された雑誌を集め・・・。
高校生になって親の許可が降りるやいなや、すぐにlove up!(ファンクラブ)に入会。
iPODの中はポルノの曲だらけ。
部屋にはライブパンフレットをコピーしたお手製ポスター。
ファンブログも開設したし、mixiはポルノ関連のグループばっかり入ってたし、
PGTubeってファン同士のSNSもやってました。
メンバーが結婚したらガチでヘコみ。(中3の時でした笑)

小学6年生から大学2年生までこんな感じ。
お小遣いもお年玉もポルノに費やしてました。
結構熱いファンだったと思います。
こう見ると分かって頂けるかと思うのですが、
人生の大部分をポルノのファンとして過ごしてきたわけです。

*訪れた転機ー2014Sparkー

それほどポルノに全力投球だったわたしが変わったのは、
2013年〜2014年のことでした。
端的に言えば、留学で日本を離れたことと、ちょうどその時のポルノの音楽のテイストがあまり合わなかったことが理由です。
2013年の「青春花道」「東京デスティニー」の直後に1年間の留学に旅立ち、
2014年の「俺たちのセレブレーション」「ワン・ウーマン・ショー〜甘い幻〜」の時期の滞在でした。
元々「MUGEN」「ラック」「渦」等ダーク系の曲が特に好きだったわたしは、
昭和テイストのあるこの時期の曲にそこまで入り込めず、
ポルノ曲調変わっちゃったんだな…と思っていました(1)。
ちょうどそのタイミングで留学のためlove up!を辞めたこともあり、
外国にいる事もあり、ポルノとの接点が減りました。
わたし自身も、留学して出会った新しい刺激に夢中になっていきました。
帰国後も元々好きだった曲はよく聞いていましたが、
あまり新しい曲をアップデートしなくなりました。

*「あのロッカー、まだ闘ってるよ」

疎遠になったとはいえ、やっぱりポルノが好きな気持ちは残ってるわけです。
色んな曲を聴いてますが、その後もそれほど熱中したバンドはなかった。
というわけで、一応9月のドームライブも一般先行には申し込みましたが、落ちてしまい、友人の結婚式の予定も入ってきたので諦め。
でもやっぱり残念だったので、ライブビューイングは2DAYS行くことにしたわけです。ここまでが経緯。

や、めっっっっちゃくちゃかっこいいやん・・・。

スクリーンには、わたしの大好きだったあの頃と変わらず、
むしろ前よりかっこいいかもしれないポルノがいました。
たまらなかった。

最初は、「曲聞くとあの頃の自分に戻れるな」と「あの頃大好きだったな」と思い出しながら聴いてました。

けど、あの頃の曲だけじゃなくて、新しい曲もすごくかっこよくない??
この5年間で出した曲もいい曲がいっぱいで、好きだと思いました。
「それは昔のポルノが好きだから好き」とは違う感覚だと思えました。

なんで毎度好きなのはポルノなの?声?曲?歌詞??
自問自答してみましたが、よくわかりません。
けど、理由はわからなくても、
やっぱり一番胸に刺さるのは、沁みるのは、ポルノの曲みたいです。
世の中には美しい曲もかっこいい曲も共感できる歌もいっぱいあるけど、
感動できるけど、なぜだかわたしは特にポルノの歌に心を動かされるみたいです。

ということで、また戻ってきてしまいそうです。

とはいえ、晴一さんが「ポルノは自分の青春で、聖域だから汚したくなくて、
だから自分が本気でやりたいと思うことしかやりたくない。楽しくやりたい。」みたいな事を言ってましたが、
意味は違うだろうけど、自分もそういう感覚を大事にしようかなと思いました。
結局どこまで行っても大事だから、
自然にやりたいと思う事をやって、
好きなものだけ好きでいればいいんじゃないかなと。

昔みたいにPATiPATiに掲載されるたびに購入したり(PATiPATi廃刊したけど)、
会報誌を一言一句漏らさないように舐めるように読んだり、
番組を全部録画してチェックしたりみたいなことは、
疲れちゃうからもうできないと思うけど。

結果的に全部好きになるかもしれないけど、
でも全部の曲を好きにならなきゃって思わなくてもいいし。

今は今なりの、好きのあり方でいいかな〜と思いました。
もう少しゆるく、でも大切に。

きっとポルノグラフィティ以上に好きなバンドは、
もう出てこないと思うから。



(写真:2019年12月、某映画館にて)


(1)今聴くと、テイスト違えどいい曲だなと思いますよ。特に「俺たちのセレブレーション」が好きです!

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