No.１１２ ２０２３年１２月９日 大谷翔平投手がロサンゼルス・ドジャースに移籍が決まる
２０２３年１２月９日（現地時間）、ロサンゼルス・エンジェルスに在籍していた大谷翔平選手が、同じロサンゼルスのドジャースに移籍が決まりました。契約額は１０年契約で７億ドル（日本円で約１０１５億円）だそうです。想像がつかない額ですね。
スポーツ紙４紙の一面では次のように報道しています。
４紙とも一面と最終面を合わせて大谷選手の移籍の話題を載せています。
大谷選手が移籍するロサンゼルス・ドジャースとはどのような球団でしょうか。「日刊スポーツ」に次のような記事が掲載されていました。
「１８８３年にニューヨークで『ブルックリン・クラブ』として創設。１８９０年ナ・リーグに加盟。愛称は市民が路面電車をよけて歩いたことから『よける人』の意味。１９５８年ロサンゼルス移転。黒人初大リーガーのジャッキー・ロビンソンも在籍した。リーグ優勝２４度はナ・リーグ最多。本拠地ドジャースタジアム。デーブ・ロバーツ監督。」
今回の大谷選手がロサンゼルス・ドジャースに移籍のエッセーは、今までのエッセーとの関連について述べていくことにします。
大谷選手の活躍が特に日本中に感動をもたらしたのがNo.６１でのＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）での世界一奪還でした。そこで、日本人のメジャーリーガーの活躍について述べましたが、本格的なメジャーリーガーは１９９５年の野茂英雄選手からと書いています。その野茂選手が所属したのは今回大谷選手が移籍したロサンゼルス・ドジャースでした。野茂選手のことを次のように書いています。
「野茂選手が１９９５年にメジャーリーグでプレーすることにより、オールスターで先発、奪三振王、新人王そしてノーヒット・ノーランを達成したのです。それで、新聞の見出しに野茂投手の名前「英雄」と「英雄」がかけられていたのです。この記事はステップ２「見出しのジャングル」のコーナーで取り上げたものです。」
野茂選手が活躍したロサンゼルス・ドジャースで大谷選手がこれからどのような活躍をされるのか楽しみです。
エッセーNo.６２ではメジャーリーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソン（Jackie Robinson）氏について書きました。そのロビンソン選手が活躍したのがロサンゼルス・ドジャースに所属していた時でした。４月１５日にはメジャーリーグのすべての選手・監督・コーチ・審判が背番号４２を付けてプレーします。
来年の４月１５日には大谷選手がロサンゼルス・ドジャースのユニフォームで４２の背番号を付けてプレーする姿が見られることでしょう。
エッセーNo.２４では、初めて外国の教室で授業を見学したことを書いています。それが、ロサンゼルスの私立小学校でした。１９９２年５月のことです。その授業で子どもたちが学んでいたのが、ロサンゼルス・ドジャースの試合やメジャーリーグを基にしての学習でした。次のような授業風景を紹介していました。
「ロサンゼルス郊外、私立パインクレスト小学校の４・５年生男女３０人のＮＩＥ授業を見ました。ランダウ、アーバック二人の女の先生が教えるティームティーチングの授業でした。子どもたちは今朝のデーリーニューズの新聞を二人に一部と学習シートを持っています。学習シートには今日学習する内容の具体的な発問とその答えを書く欄があります。メジャーリーグ、ロサンゼルスの地元球団ドジャースを通してのアメリカ地理の学習が始まりました。黒板にはアメリカの地図がかかっています。「今晩のドジャースの対戦相手のチーム名、所在地、州の名前は？」「日曜日の対戦相手のチーム名、所在地、州の名前は？」「ニューヨークメッツより西にあるナショナルリーグの２つのチームは？」「ニューヨークメッツより北にあるアメリカンリーグ東地区のチームは？」などと発問が続き、一人の先生が個別に指導しながら子どもたちは楽しそうに答えていました。」
これからロサンゼルス・ドジャースがますます日本で注目されていくでしょう。私も追いかけていこうと思います。
参考
dmenuスポーツ ロサンゼルス・ドジャース
https://baseball.sports.smt.docomo.ne.jp/mlb/team/19/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？