見出し画像

懸垂で手に入れる強さと姿勢、でも注意したい落とし穴とは?

今回は筋トレの定番でありながら意外とハードな種目、「懸垂」について書いていきます。

懸垂は、シンプルにバーにぶら下がって体を引き上げるだけのエクササイズですが、実は驚くほど多くのメリットが詰まっています。

でも、もちろん良いことばかりではありません。今回は、懸垂を取り入れるメリットと、それに潜むデメリットについて掘り下げていきます!

懸垂を取り入れる3つのメリット

1. 背中が引き締まり、姿勢が美しくなる

懸垂は、広背筋や僧帽筋など、背中の筋肉を集中的に鍛えられる最強のエクササイズ。

日頃、デスクワークやスマホの使い過ぎで前かがみになってしまっている背中を立て直し、美しい姿勢を手に入れることができます。

姿勢が良くなると、見た目の印象もぐんと良くなるので、スーツやカジュアルな服もかっこよく着こなせるようになるんです。

2. 握力が上がり、あらゆるスポーツでパフォーマンスアップ

懸垂をすると、バーをしっかり握るため、自然と握力も鍛えられます。

握力が上がると、他の筋トレでも重いダンベルやバーベルを安定して持ち上げられるようになり、総合的な筋力が向上します。

また、スポーツをしている人にとっては、テニスやクライミング、格闘技などでのパフォーマンスアップにもつながるメリットがあるんですよ。

3. 上半身全体の引き締めに効果的

「引き締まった背中」「太い腕」、ここまで読んでいる方はこんな姿に憧れているはずです。

懸垂は、背中だけでなく、腕や肩周りの筋肉もフルに使うので、上半身全体のシルエットが引き締まっていきます。

さらに、体幹も必要になるため、腹筋まわりにも効果あり。

上半身をバランス良く鍛えたいなら、懸垂をルーティンに組み込むのはおすすめです。

でも気を付けたい懸垂のデメリット

ただし、懸垂には注意したいポイントもいくつかあります。いくつかのデメリットも理解しておきましょう。

1. 肩や肘への負担が大きい

懸垂は体重をかけて行うエクササイズなので、フォームが崩れると肩や肘への負担が大きくなり、故障の原因になることがあります。

特に初心者の方は、無理に回数を重ねようとせず、まずは正しいフォームを身につけることが大切です。

ケガの予防のためにも、他のエクササイズと組み合わせて肩回りを柔軟にしておくのも良いですね。

2. 最初は難しく、達成感が得られにくい

懸垂は体重を支える筋力が必要なため、最初は1回もできないことが多いです。

上手くいかないと「もういいや」と挫折してしまう人もいるでしょう。

ですが、最初の壁を越えると少しずつ回数が増えていき、達成感も味わえるはずです。

どうしても難しい場合は、補助バンドを使ったり、体重をサポートしてくれる懸垂マシンを利用するのも一つの手です。

3. 特定の筋肉に偏りやすい

懸垂は上半身を鍛えるのに効果的ですが、下半身の筋力アップにはあまり貢献しません。

全身をバランス良く鍛えたい場合は、懸垂だけでなくスクワットやランジなど、下半身を鍛えるエクササイズも取り入れることが重要です。

筋肉の偏りを防ぐためにも、色々なトレーニングを組み合わせていきましょう。

懸垂を習慣にするためのコツ

懸垂を続けるのは少し難しいかもしれませんが、達成感を感じられる瞬間も多いエクササイズです。

初心者の方は、まず「ネガティブ懸垂」から始めるのがおすすめです。

バーの上にジャンプしてからゆっくり体を降ろすだけで、背中の筋肉に負荷がかかり、懸垂をする筋力が徐々に身についていきます。

まとめ

懸垂には、姿勢改善や握力向上、上半身の引き締めといった多くのメリットがありますが、無理をすると肩や肘の故障のリスクもあることを忘れずに。

まずは正しいフォームを身につけ、無理のない範囲でトレーニングを行いましょう。

もし懸垂を通じて一つずつ回数を増やし、「自分の体が変わっていく」感覚を味わえたなら、それはきっと自信にもつながります。

あなたも、ぜひ懸垂を習慣に取り入れて、その変化を楽しんでください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?