切れた縁が再び繋がった話

⚠️日記に出てくるＫさんとの出会いなどの話です

2.3年前、わたしは某つぶやきアプリを始めた
(Twitterでは無い、どマイナーなアプリ)

そこは完全匿名で思うことを呟けるけれど、フォローフォロワーとかの概念も無ければ、個人チャットも写真すら送れない「完全文章だけ」のつぶやきアプリ

当時のわたしは、当時の彼(現元彼)のことを事あるごとに愚痴ったり相談スレを立てたりしていた

吐き出せる場所や相談できる場所がそのアプリにしかなかったから吐きまくってた

そんなアプリで出会ったのがKさん
初手の会話の内容は覚えてない

だけど、わたしの元彼との話を怒りもせず永遠と文字だけで聞いてくれ、その都度とんでもない長文で厳しくも優しい言葉を考え抜いたであろう言葉でいつも送ってくれていた

逆も然りで、Kさんは精神的な病を患っている

きっかけは長年付き合った大切な彼女と決別したことなのではないかと思う
そして家庭環境もあまりよろしくないし、結構壮絶な人生を歩んできたのだろうなと感じ取れる
(敢えて詳しくは聞いていない)

当時は違う方のことで悩んでいたけど、わたしもたくさんKさんの話を聞いた記憶がある

お互い音楽が好きということ、ちいかわが好きというのもありネガティヴな話だけでは無く、
本当に色んな話をした

どのくらいだろう
アプリ上だけで2.3ヶ月は毎日のように話してたんじゃないかな…？

何かのきっかけでLINEとインスタを交換した

LINEでも相変わらず、わたしの悩み相談がほとんどだけどいろんな話をした

そして2年前(?)の夏

関西の方に住んでる彼は音楽のライブなどのためによく東京の方に来ているらしい

それ故、音楽友達が多い
そのオフ会か何かを開催した時にトラブルがあったらしく、とんでもなく凹んでいた

その時に初めて通話をした
1時間くらいしかしてなかったと思う

耳が悪いわたしは、Kさんがなんて言ってるのか終始聞き取るのが大変だった←

わたしもその時めちゃくちゃ元彼とのことで本当に死にそうなくらい悩んでたし、お互いまた色んな話をした

その通話の時に、
2.3日後に夜散歩しない？という話になった

(うろ覚えだけどそんな感じの話をした気がする)

わたしは会ったことも無い、通話も1回目の見知らぬ人に心を完全に許していた

それくらいKさんの考え方や人に対する接し方をリスペクトしていたし、それは今も尚変わらない

しかしわたしは行かなかった

さすがに友達に相談したら
「危なすぎる！絶対に行っちゃダメ！」ってゴリ押しをされたのもあるけど、行って嫌われるのが怖かったのもある

その日を境にわたしは、自ら連絡先を消して２度と会話ができないようにした

要するに逃げたのだ
真っ直ぐ向き合ってくれた人から

インスタもLINEも消した
多少の後悔をしたけど、もう遅かった

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なんだかんだ月日は経って、今年の2月
例の事件(元彼との)があってなんとなくその某チャットアプリを眺めてた

そしたら、あの時と変わらないアイコンと名前でＫさんが何気ないことを呟いているのを見た

ドキッとした

話しかけようか、かけないか、とても迷った

2年間の間、たまに「元気にしてるから持病の方は良くなったのかな」などと思い出していたから

迷ったけど「これは運命というやつかもしれん」と自分に都合いい解釈をして思い切って話しかけた

返事が来ることも期待してなかったし、なんなら拒絶される覚悟もあった

しかし2分後にきた返事はそれらに該当することなく、喜んでもらえてた

「自分も話したいと思ってたし、気にはかけてた」と

「梨ちゃんがあの時来なかったのはショック受けてたし、会いに行く日程を決めた直後だったんだよ。でも話せるようになって本当に嬉しい」

とＫさんは言った

そこから今に至るまで毎日LINEはしている
電話は一回だけした

LINEも既読つけてから彼は返事するまで遅かったりするので、気にしないようにしている

もっと話したいし、知りたいと思うけど、なかなか難しい

電話は緊張しすぎてうまく喋れなかった
電話もしたいけどなかなか言えない
だってうまく話せる気がしないから

Ｋさんは優しすぎる
人に対してとても優しいけど自分に厳しすぎるのだ

でも本当はとても寂しがり屋で、本当は誰よりも愛情を欲していることもわかっている

距離が近ければね、お互い必要な時支え合えるのにね

と何回お互い言い合ったんだろう

後から聞いた話だけれど、Ｋさんも少なからずわたしに好意はあったらしい

ほら、やっぱり男女の友情なんてないじゃん

でもね、実際に会ってどちらかが「なんか違うな」と思ったら終わりなことも、
仮に恋に発展してもわたしにはＫさんを支えられる自信はない

なぜならわたし自身がまだ人を支えられるほど、成熟してないのが明確だから

当時も今もそれはわかっている
だからこの気持ちは見てみぬふりするのが一番だし、今で言う「推しなんだよね♪」くらいに留めておくのが一番なのかなって思う

でもね！！！！！
毎年読んでる占いの本にも2.3年前に知り合った人との縁があるとか、
こないだ行った東京大神宮のおみくじの恋みくじにピッタリ当てはまるのがＫさんなのです…

当たると有名だから、正直驚いてるし多少期待しちゃうじゃんね〜〜〜！？

って思っている。笑

まとまりはないけれど(いつものこと)、Ｋさんとの馴れ初めはこんな感じです

今年中に一度は会えたらいいな

その時、わたしの状況はどうなっているんだろうな

ご縁がある人とはちゃんと繋がるって本当なんだなと実感した別れと再会だった