「別れ」とか。

悲しむ暇もない

悲しみは時に空を飛ぶ船のように

人々を奪い去ってゆく

それは誰にでも起こり得る事

悲しいか

悲しいかと

何者かに問われる

すべては思い通りにはいかない

神様のいたずらか

世の中はバラバラにされた

過去の遺物か

二度と戻らない明日

二度と帰らない日々

今日は今日しかなく

今この瞬間は今しかない

夢は夢のように終わる

儚く切ない明日はやってくる

すべてが不条理だと悲しむ暇もない

2018.9.5


悲しむ暇もない」は幸か不幸か。


別れを憂いた詩です。当然、悲しいはずなのにバタバタと忙しいと悲しむ暇もないと詠った詩です。


船は空を飛びませんが、それ程に突然に唖然としている間に別れは来てしまいます。それは誰にでも訪れる事です。「悲しいか」と問われる。また「神様」を登場させていますが、それ程の「不条理」を当時は感じていました。


「二度と戻らない明日」。。。正しくは昨日でした。でも、そういう表現もありかも。明日も明日しかないですから。


今は今この一瞬しかない。


夢は夢で終わる。明日はまた切ない想いに浸る。


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