丁度いい。
過去に書いた詩を振り返り、そこから更に「言葉」について考えていきたい。
詩を書き始めた頃、今考えると詩は現実逃避をするためのツールだったのかなと思います。今は少し違う気持ちで書いています。呟きに似ています(笑)。
頭では「やらなきゃ」と思っているが、心では「やりたくない」状況は結構あります。逆もまた然り。心を整理するために「書く」という行為は必要に思います。思ったままじゃ現実にはなりません。
私達は現実を生きていますので、それこそいろいろな事が起きます。よく「地に足をつけて」とか言いますが、「現実を見ろ」とか親によく言われました。現実って何なんですかって話なんですが。なかなか理解するのは難しいかもしれません。
生活をする事が現実なのか、仕事をする事が現実なのか。
最近、腑に落ちる言葉を「良寛さん」を調べていて見つけました。「丁度いい」という言葉です。
私見で言いますと「今の立場は己のすべて。そこが丁度いいのではないか。上も下もない。今居る、今ある場所、そこがすべて丁度よい場所」。
そんなもんだろうと思います。
良寛さんが災害に遭った友人に宛てた言葉『災難にあう時節には、災難にあうがよく候。死ぬる時節には、死ぬがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候』。
諦めなのか達観なのか。救われる気がします。
これからも書き続ける原動力としていきます!