研修中に配属先を決めるのはあまり評判が良くない
私大で人事制度をうまく構築しているところは、
聞いた話だと研修中は「人事部付き」という仮配属で、研修が終わってから、正式な配属先が決まるところもあるようです。
他大学の職員との交流でこの話を聞いたとき、
本学も私大のこういうところはどんどん取り入れていったらいいのになと。
多くの国立大学の場合は、配属先は4月1日の時点で既に決まっていて、研修中はただ人のいない机だけが配属先に存在するなんてことが多々あり、内部からは不評。
だって、この繁忙期に実質人数マイナス1で仕事回さないといけないんだもの。
配属された人がその部署に来てくれるならまだしも、名前だけ在籍しているようなもので、
ずっと不在状態が続くのは、さすがに受入側の負担が大きいです。
なお、研修の長さは国立大学でもばらつきがあるようで、うっかりTwitterなどでつぶやくと身バレするので、新社会人の皆さん、気を付けてぐさいね。
さらに大学によっては4月よりも7月に人事異動者が多いところがあり、新規採用の4月の配属先は仮配属で、7月に本配属先に異動させられるなんて最悪パターンもあります。
何が最悪かって、この場合の仮配属は本人どころか所属先にも伝えられていないことがあり、7月人事異動の内示を受けて初めて分かるんです。
新規採用者の中には「自分が何かしてしまったから、3ヶ月で異動させられたのでは」と思ってしまう人もいます。
(だいたい周りの先輩からいわゆる仮配属ってやつで…とちゃんと説明してもらえますが、それでも心臓に良くない。)
前述の私大のような仕組みにすれば、名前だけ所属して席にいないことも仮配属ですぐ異動することもなくなるので、現場の混乱を減らすという観点からも本学も新規採用者の配属や異動時期を検討してほしいと思っています。
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