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アメリカ大統領選挙ーただ真実が知りたい②ー

 証言公聴会の第二弾シリーズを書いて行きます。選挙人の投票も終わり、一般論では「民主党(バイデン氏)の勝利」と言われていますが、これも実はまだ確実ではないというアメリカ選挙の仕組み。来年1月6日の連邦議会での集計を経て、最終的に政権を確実とするのは、実は1月20日。つまり、まだトランプ氏陣営は、まだ事実上の政権にあり、まだ、最後の最後まで今回の選挙がどちらに決着するのかは、分からない状態だとのこと。(アメリカ人の友人に14日選挙人投票だね,,,!と緊張気味に伝えたところ、「え、1月6日わかるでしょ〜。今回のは注目もしてないわ(笑)」と答えが帰ってきました!)

前回引用したものと同じ方が出ているものですが、別の公聴会の動画から今回は証言を抜粋したいと思います。


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アメリカを愛すインド系移民の方の証言

-14:28 から登場のヒマさんの証言

 まず最初に、皆様にお伝えしたいことは、私が選挙管理人になったのは、誰かと戦うとかではなということです。私は移民としてアメリカは今日の私を作ってくれていてーアメリカ急成長の50社に入る会社を経営することができていてー素晴らしい国でとても尊敬しています。私は本当にこの国が大好きで、アメリカの市民権を取得しました。それは私の選択でした。それには、私が育った国、インドの市民権を破棄しなければなりませんでした。でも、アメリカは私が住むことを"選んだ"地です。ー割愛ー 今回、このように証人となるのはとても怖いことでした。私は個人的にとてもプライベートな性格でSNSのアカウントも持っておらず、プライベートな人生を送りたいタイプです。それでも、選挙場で起こっていたことは、とても心苦しいことでした。(ー割愛ー) なので今回、私がこのように証言しているのは誰が良い・誰が悪いとかを言いたいのではなく、これ(選挙の不誠実さ)は正されないといけないからです。
 共和党と共に民主党の選挙管理人もいるのにはいましたが、私は彼らを選挙管理人とは呼びません。教唆者(agitator)です。なぜなら、彼らが選挙場にいたのは明確に、共和党の選挙管理人を部屋から出すためだったからです。私は、共和党のタグを最初付けていなかった(表に出していなかった)ので、(移民である見た目から)その場にいた女性に自動的に民主党の支持者だと推測されたようでした。彼女は「これを終わらせるぞ!」と言い歌を歌い始めました。
 ふとした時に、彼女が「マスクが逆だ」ということや、「6フィートのソーシャルディスタンスを保っていない!」などということを理由に、共和党支持者の白人男性二人を標的にして「部屋から出ていけ!」と言っているのを見かけたので、彼らを助けようと「何で問題が起こっているの?」と間に入ると、彼女は「どうして彼らの肩を持つの?」と言いました。その時、私は共和党を示すタグを見せると、「あなたは間違った場所(サイド)にいるわ」と言いました。それに私は文字通りショックでした。誰かが政治的思考について正しい・間違えているということを発言すること自体が。
 そういうことがたくさんあり、たくさんの共和党の選挙管理人が部屋から出され、どんどん減っていました。怖くなってきました。民主党サイドの係はたくさんいるのに、共和党はというと、4〜5台のテーブルを男性一人が抱え込むくらいの状況で、人員不足でした。怖くもなったので、私は共和党のタグから無党派タグへ変えてもらいました。それをした理由は、私は民主党や共和党といった私の政治的な党派のためではなく、正しいことが遂行されるのを見届けるために、あの場所にいたためです。無党派のタグになってからは、優しく接されましたよ。

この証言に含まれる彼女の強い意志と真実への想い、とても伝わってきて好きです。彼女が言っている事はもっともで、選挙管理人という立場としては、党派などはもはや関係なく、無効票への対応、イレギュラー票への対応などが仕事です。そもそも、どの党を支持しているからと言ってその人を差別するような態度はとても危険で、これが暴動やアメリカの分断の根本ではないか、と思います。

この動画の表紙にもなっている、メリッサさんの言葉。

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このような証言をどうして他の人々もしないんですか?(あなただけしか証言していないのはなぜ?)と議員側の人に尋ねられて答えた言葉。

なぜか?お答えしましょう。それは、(こうやって証言をすることで)私自身への脅しや脅迫、子供への脅迫など多くのリスクを含むから。電話番号も変更しないといけなかったし、引っ越し、そしてソーシャルメディアのアカウントも消去しなければなりませんでした。脅されてるんですよ。誰も証言したくないですよ。私はもう正社員になることはできないんですよ。

彼女は、選挙場にてIT陣営として27時間選挙場にいた際、1票もトランプへの投票を見ていない、と証言していたり、投票用紙をスキャンする際に紙が挟まった際の対処の仕方ができていなかった結果、大量に同じ投票用紙を読み取るような作業方法がされていたことを指摘しています。

彼女の話し方が特徴的なため、民主党サイドは話し方を真似てバカにしていましたが、話し方ではなく内容に注目してほしいという思いしかないです。ちょっと独特な話し方だからってそれをみんなでディスられたらもう立ち直れないかも。。。これを、子供も見るニュースやお笑いでやっていると思うと恐ろしや。

お互いを理解し合おうと努力する人々が増えて、平和な未来が来ますように...☆