波動が高く、たくさんの幸せや豊かさが引き寄せられる人がやっていること


今日は、自分が持っているものを分かち合うということの
わかりやすいエピソードを紹介します。
それをしていくとあの波動も高くなりますし、
運気が変わってきますので、
人生の大きな流れというのは変わってきますので、
ぜひ参考にされるといいかなと思います。

元の動画はコチラ


どういうエピソードを紹介するかというと、
『こころのチキンスープ-愛の奇跡の物語』(ダイヤモンド社)という、
マーク・ビクター・ハンセンという方が書かれている、
世界で1億部以上出ている本で、
今は多分ハリー・ポッターのが上だと思いますが、
昔は聖書の次に流通している本と言われていた本です。

この本の中に、「ニューヨークに、愛を」という
エピソードがありますので、
それを紹介したいと思います。


「ニューヨークに、愛を」

友人と一緒に、ニューヨークで、タクシーに乗った時のことだ。降りる時、友人はタクシーの運転手に声をかけた。
「どうもありがとう。君は実に運転がうまいね」
運転手はそれを聞くと、一瞬びっくりしていたが、「お客さん、口がうまいね。からかってもらっちゃ困るぜ」と言った。
「いやいや、そうじゃないよ。ニューヨークは車がひしめきあっているし、無茶苦茶な運転している連中が多いだろう。そんな中で、君が、驚くほど冷静なんで、感心しているんだ」
「そうかい」とそっけなく言って運転手は走り去った。
「今のは何だったんだい?」と私が聞くと、「僕はニューヨークに愛を呼び戻したいんだよ。こんなにすさんでしまったニューヨークをよみがえらせる方法は、愛しかないと信じているんだ」
と友人は答えた。
「自分一人の力でかい?」
「僕一人の力じゃないさ。考えてごらんよ。僕の言葉で、今の運転手は、気分を良くしたと思うんだ。あのタクシーに、これから二〇人の客が乗るとする。運転手がいい気分でいれば、客に親切にするだろう。すると今度はその二〇人の客が、まわりの連中にまた親切にする。つまり連鎖反応を起こすわけさ。自分の会社の従業員とか、どこかの店員とか、レストランのウェイターだとか、ひょっとすると、ふだんは、ほとんど気にもかけない、家族にさえも、やさしくするかもしれないさ。そうすれば、やがて、1000人以上の人を巻き込む計算になる。すごいだろう!」
「でも、さっきの運転手を勘定に入れての話だろう?彼が親切にして回るという保証はないよ」
「わかっているさ、人、それぞれなんだから。だけど、もし、僕が今日、一〇人の人間に親切にしたとして、その中のたった三人だけでも気分がよくなってごらん。これがまわりまわって、三〇〇〇人以上に影響を及すってわけさ」
私はそれを聞いてなるほどとは思ったものの、「理論的には、そうかもしれないけれど、実際はそううまくいくとは思えないな」と答えた。
「もし、期待通りに行かなかったとしても、何の損になる? そもそも、『いい仕事をしたね』と言うのに全然時間はかからないよ。チップを増やすわけでも、減らすわけでもない。相手に通じなくても、それはそれでいいじゃないか。また明日、別の相手に試してみればいいことさ」
「お前、本気で言ってるのかい?」
「君こそ素直じゃないよ。僕らの会社の連中だって、給料が安いというだけでブーブー言っているわけじゃないんだ。どんなにいっしょうけんめいやっても、何も言ってもらえないのが面白くないのさ」
「でも、連中の仕事に対する態度はいい加減じゃないか」
「そこなんだよ。みんな心のどこかで、まじめに働こうとサボろうと誰も気にかけやしないと思い込んでいるんだよ。どうして、誰もやさしい言葉をかけてあげないんだろう?」
こう話しながら歩いているうちに、工事現場にさしかかった。
ちょうど五人の作業員が、昼ごはんを食べていた。友人はそこで立ち止まると、建設中のビルを見上げながら作業員たちに.話しかけた。
「すごいね! 素晴らしい仕事ぶりだ。こんなものすごいビルを建てるのは、さぞかし難しいし、危険なんだろうなあ」
作業員たちは、この不思議な男をいぶかしげに見上げた。だが、友人は、全く気にせず続けた。
「いつできあがる予定なんだい?」
「六月さ」と、作業員の一人がしぶしぶ答えた。
「そりゃあ、スゴイね。君たち、これだけいい仕事ができるんだから、さぞかし鼻が高いことだろうね」
作業員たちはあっけにとられたままだったが、私たちはまた歩き始めた。
「お前にはまいったよ。『ラマンチャの男』にはお前みたいな人間が出てくるけれど、
実際にお目にかかったのは初めてだよ」と、私は言わずにはいられなかった。
「あの作業員たちが僕の言ったことをかみしめてくれれば、きっといい気分になると思う。こうやって、この街全体がまた少しやさしさを取り戻すんだ」
「でも、やっぱりお前一人の力では無理だよ」
と、私はまだ賛成できずに言った。
「肝心なのは、途中であきらめないことなんだよ。大都市の人間に昔のような優しい心を呼び戻すのは、至難の業かもしれない。でも他の人たちも、この親切キャンペーンに参加してくれるようになれば……」
そこまで言うと、彼は途中で話をやめた。通りがかりの女にウィンクしていたのだ。
私は思わず言った。「ふうん、どう見ても、見映えのしない女だと思うがな……」
「わかってる。でも、想像してごらんよ。もし彼女が学校の先生だったら、クラスの生徒たちにとって、今日は最高の一日になるだろうね」

(『こころのチキンスープ 愛の奇跡の物語』ダイヤモンド社)

自分から幸せや喜びを生み出す

大事なのは、自分からどれだけの幸せとか
どれだけの喜びとか
どれだけの価値が増えるかです。

それは自分が何もしなければ、生まれなかったものが、
そのときに何かすることで、
生まれる喜びがある。
生まれる価値がある。

それを生み出せる人は、
世の中にプラスの出来事、
プラスかマイナスかとはあまり言いたくはないんですが、
そういった喜びをその人がいることで増える存在なので、
そういう人には運のいい出来事とか
いい話とか、いいチャンスというのが
たくさん来るようになっています。

無料でできるちょっとしたことをする

こういう話をすると、
では、無理してやろうとする人がいますが、
ここで紹介した方は、何も無理してないです。

ちょっと声をかけるだけ、それだけで全然違います。
ちょっと微笑みかけるだけで、周りの人が喜ぶ。
そういうことをさりげなくできている人が、
幸せな人だったり、
豊かな人だったりします。

これは本当にちょっとしたことを変えるだけで、
例えば、なにか親切にしてもらったときに、
「すみません」と言うのか
「ありがとう」と言うのかだけで、全然違います。
その何気ないところで、受け取った相手が
喜ぶのか、何もないのか、
なんか嫌な気分になるのは、まあ論外なんですけど、
自分がやることで幸せが増えるか、
自分がやることで喜びが増えるか
それが無料でできることであればあるほど、運気はよくなります。

お金を使ってできることなんて当然なので、
「無料でどこまでできるか」ということをたくさんできる人は、
たくさんの豊かさとか
たくさんの幸せな出来事というのが、
その人に起こるようになってきます。

これが分かち合いで無料でできる人は、
お金を持ったら、さらに大きなことができるようなります。
そういう部分を持っている人が、運がよくなっていきますので、
そういうことを分かち合っていくといい
ということを
お伝えをさせてもらいました。
是非参考にしていただいて、
自分の周りの人たちが、ちょっとほっこりするようなこととか
ちょっと幸せになるようなことを
勇気を出してやってみるということをしてみてください。

そこから、ご自身の運気とか、
人生の流れというのはすごく変わってきますので、
道徳的に捉えられると嫌なのですが、
あんまり道徳的には捉えず、
こうであったら面白いんじゃないかなと
遊び感覚でやっていただけるといいかなと思います。


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