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スピークバディの「音楽から英語を学ぼう」集中して追い込むトレーニング編 【初級】Human (by Rag'N'Bone Man)


皆さん、こんにちは!
オンライン英語コーチング「スピークバディ パーソナルコーチング」のコーチ、Motohiroです!

今回は「音楽から英語を学ぼう!」のプレイリスト第11弾集中して追い込むトレーニングに/聞き流す洋楽のご紹介と、その中から Human を紹介していきますよ!


・プレイリスト「集中して追い込むトレーニングに/聞き流す洋楽」について

まず今回のプレイリスト「集中して追い込むトレーニングに/聞き流す洋楽」について簡単にご紹介します。これもタイトルそのままな感じではありますが、ジムなどでのトレーニング時にはもちろん、それ以外でもガチで闘志を奮い立たせたいときに一役買ってくれる20曲を選曲しています。

The Greatest Showman(グレイテスト・ショウマン)のオープニングナンバーで幕を開け、Fall Out Boy(フォール・アウト・ボーイ)や Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)、Kasabian(カサビアン)、Muse(ミューズ)といったロック勢から、Kelly Clarkson(ケリー・クラークソン)や Little Mix(リトル・ミックス)、Beyoncé(ビヨンセ)、Lady Gaga(レディ・ガガ)といった女性陣まで、クールでかっこいい、そして聞いていると内側から突き上げてくるようなやる気、闘志を引き起こさせてくれる楽曲が目白押しです。

みなさんも、気を引き締めて踏ん張りたいとき、何かに立ち向かいたいとき、闘志を必要とするとき、ぜひ聞いてみてください!そして今回はそんなプレイリストの中から Rag'N'Bone Man(ラグンボーン・マン)の「Human」を紹介していきますよ!


⦅楽曲の背景⦆

まず、Rag'N'Bone Man という歌手を聞いたことがない人が多いかもしれないので簡単にご紹介していこうと思います。

・Rag'N'Bone Man とは

彼は1985年生まれのイギリス人シンガー・ソングライターで、2016年に発表した今回ご紹介する楽曲「Human」が大ヒットになったことでスターダムに駆け上がった遅咲きのブルース/ソウル歌手です。この楽曲は2018年の Brit Award(イギリス最大の、アメリカでいうグラミー賞的な音楽賞)で British Single of the Year(年間最優秀楽曲賞)を受賞しています。
このヒット曲と同タイトルで2017年にリリースされた彼のファーストアルバム「Human」は、いかんせん「Human」のようなシリアスな曲調が全般に広がる感じなのかな、というイメージをもってしまうかもしれませんが、他の楽曲はとても温かみがあったりキャッチーだったり、彼の作曲能力の高さや音楽性の豊かさを感じさせてくれます。

・イギリス音楽シーンの期待の星

彼の深みのある歌声は現代のメインストリームの音楽シーンの中では珍しく、かつて Amy Winehouse(エイミー・ワインハウス)や Adele(アデル)がシーンに登場してきたときのような衝撃を僕自身も味わった記憶があります。彼自身、男性版アデルなどと形容されることもありましたが、今や超大物と化したアデルの才能にも劣らぬ実力者であるポテンシャルは、彼の音楽からしっかり伝わってきます。
今年2021年には待望のセカンドアルバムもリリースされ、今後の活躍がとても楽しみなアーティストの一人ですね。

それでは、早速「Human」の歌詞を一緒に見ていきましょう!


⦅歌詞と和訳⦆

※繰り返しとなる部分は歌詞の記載を省略しています。

I'm only human
(俺はただの人間にすぎない)
I'm only, I'm only, I'm only human, human
(ただの人間にすぎないんだ)

Maybe I'm foolish, maybe I'm blind
(多分俺は愚かなのかもしれない、盲目なのかもな)
Thinking I can see through this and see what's behind
(これを見透かして裏に何が潜んでるのかわかると思ってる)
Got no way to prove it, so maybe I'm lying
(証明するすべはないから、嘘つきになるかもな)

[Pre-Chorus]
But I'm only human after all

(でも俺は結局ただの人間にすぎない)
I'm only human after all
(単なる人間にすぎないんだ)
Don't put your blame on me
(俺を責めないでくれよ)
Don't put your blame on me
(俺を責めるのはやめてくれ)

Take a look in the mirror and what do you see?
(鏡を覗いてみろよ、何が見える?)
Do you see it clearer, or are you deceived
(はっきりと見えるか?それとも欺かれている?)
In what you believe?
(自分が信じているものにね)

[Pre-Chorus]
'Cause I'm only human after all

(だって俺は結局ただの人間にすぎない)
You're only human after all
(おまえもただの人間だろ)
Don't put the blame on me
(俺を責めないでくれよ)
Don't put your blame on me
(俺を責めるのはやめてくれ)

[Chorus]
Some people got the real problems

(ガチな問題を抱えている人もいる)
Some people out of luck
(運がない人も)
Some people think I can solve them
(俺がそれを解決できると思っている人もいる)
Lord heavens above
(天国にいる神のように)
I'm only human after all
(俺はただの人間なんだよ)
I'm only human after all
(俺は結局単なる人間にすぎないんだ)
Don't put the blame on me
(俺を責めないでくれよ)
Don't put the blame on me
(俺を責めるのはやめてくれ)

Don't ask my opinion, don't ask me to lie
(俺に意見を聞くなよ、嘘をつかせないでくれ)
Then beg for forgiveness for making you cry
(それでおまえを泣かせたことに許しを請わせるなんてやめてくれ)
Making you cry
(おまえを泣かせることになるよ)

[Pre-Chorus]※

[Chorus]※

[Post-Chorus]
I'm only human, I make mistakes
(俺はただの人間だ、間違いも犯す)
I'm only human, that's all it takes
(ただの人間なんだ、それだけで)
To put the blame on me
(俺に責任をなすりつけるなんて)
Don't put the blame on me
(俺を責めるのはやめてくれよ)

'Cause I'm no prophet or Messiah
(俺は預言者でもメシアでもないからな)
You should go looking somewhere higher
(俺なんかよりももっと上を見たほうがいいよ)

[Outro]※
I'm only human after all
I'm only human after all
Don't put the blame on me
Don't put the blame on me
I'm only human, I do what I can

(俺はただの人間だ、できることをやるだけ)
I'm just a man, I do what I can
(ただの男なんだ、やれることをやるだけだ)
Don't put the blame on me
(俺を責めないでくれよ)
Don't put your blame on me
(俺を責めるのはやめてくれ)

(Music & Lyrics by Rory Charles Graham & Jamie Hartman)

⦅英語のポイント⦆

この歌詞を非常に簡潔にまとめると「何か超人的なことを期待されても困るよ。それで俺が何もできなくても責めるのはやめてくれ。」ということですよね。ごもっともです。
今回は英語のポイントとして、楽曲の中で何度も繰り返し歌われる、最も印象に残るフレーズを二つ選んでみました。

(1)I'm only 〜

これは歌詞の中では I'm only human after all. という文章で使われていますね。only は「〜だけ、たった〜」という意味の副詞なので、I'm only 〜 というフレーズの意味合いとしては「私は〜なだけです。」となります。なので歌詞のこの文章は「私は結局人間なだけです。」となりますね。このフレーズを使えば、例えば I'm only joking.「ただ冗談を言っているだけ」や I'm only trying to sleep.「ただ寝ようとしてるだけだよ」など、いろいろ使うことができるので便利ですよ!

(2)blame on 〜

これは歌詞の中では Don't put the blame on me. という文章で使われていますね。ここでは blame というのは「非難、責任」という名詞として使われています。その責任を置く相手として前置詞の on の後に人(今回は me)がきます。なので今回の文章は「私に責任を置くことはやめてください」という直訳になりますね。意味合い的には「私を責めないでください」という感じになります。

また blame は「〜を非難する、責める」という動詞で使われることもあり、これは他動詞なので直接目的語を置いてあげることもできますが、今回のように非難の対象に人が来る場合は、前置詞の on が置かれる言い方がされることもあります。
この blame には on 以外でも前置詞の for が置かれることがありますが、これには明確な使い分け方があります。

blame A on B「AのことでBを責める/AをBのせいにする」
blame A for B「BのことでAを責める/BをAのせいにする」

目的語の置き方と前置詞の使い方で意味合いが変わってきてしまうので、注意して使ってみてくださいね。


さて、いかがでしたでしょうか? Rag'N'Bone Man に少しでも興味をもっていただけたら、ぜひアルバムも聞いてみてくださいね!ソウルフルで素晴らしい楽曲がたくさん詰まっていますよ。

次回は、プレイリストの第12弾心の座禅を組みたい時に/聞き流す洋楽を紹介しますよ!
今後も続々と新しいプレイリストの紹介とその中の楽曲についての解説もしていきますので、ぜひお楽しみに!

【関連記事はこちらのマガジンに↓】


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