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社会保険労務士になろうと思った理由

 社会保険労務士の資格を取ろうと思ったのは、労働組合の専従役員をしていて、労働法制の知識不足を痛感したからです。「労働基準法」、「労働安全衛生法」、「労働者災害補償保険法」、「雇用保険法」、「労務管理その他労働に関する一般常識」に関する勉強をして、労働法制の知識をつけることが目的でした。

 取ろうと思ったときは、40歳ぐらいで、50歳までには必ず取ると決めました。結局、取れたのは、49歳の時でした。七転び八起きの末になんとか決めたことが守れました。後から思えば、43歳までとか、45歳までに取ると決めておけば良かったと思いました。最初のうちは本気で取り組んでおらず、50歳が近づいてきて、お尻に火がついて、ようやく本気になり、なんとか取れた感じです。

 試験は、選択式と択一式があり、勝負は、択一式で70満点中、50点が確保できるか?各科目の足切り点、選択式は5点満点中3点以上、択一式は10点満点中3点以上をクリアーできるか?だったと思います。受験者全体の出来不出来で多少合格ラインが上下しますが、確実に足切り点をクリアーして、択一式で50点近くとれば間違いなく合格できます。しかし、これがなかなか難しく、何回も受けることになりました。

 資格を取った頃には、労働組合の専従役員のお役も御免となっていました。せっかく取得した資格なので、その知識を生かしたいと思います。社会保険労務士は、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的とするので、労働者等の福祉の向上に資することができればと考えています。




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