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【マネジャーインタビュー】グループデジタル変革推進本部 ビジネスITアーキテクト部 人事システム室 G.Kobayashi

Q1:自己紹介をお願いします。
社会人人生の前半はSIerやってました。
新卒で大手物流企業のIT部門に出向し、そこからwebのBtoCサービスや電機メーカー、研究所など様々な業界でITの経験をさせてもらいました。
一言でITと言っても、業種や企業によっていろいろな文化・価値観があり、その頃まだ多様性という言葉が浸透していなかった気がしますが、振り返ってみると自身の中で多様性を受け入れる地盤はその頃にできたのかなと思います。
後半は、前半のSIer経験を活かしつつ新たに事業会社の社内SEとして上流工程を学ばせてもらいました。
事業会社での学びとしては、「仕事とは、創らなければ存在しない」という部分が大きかったと思います。
あるのは仕事ではなく需要であり、その需要を捉えて仕事を生み出す事が価値に繋がるのだと、パーソルに入社して更に強く思うようになりました。

すべてはチャンス

Q2:担当組織ではどのような業務に取り組んでいますか?
私の組織のミッションは「ITを活用して“安定かつ安全な人事情報の運用”を提供し続ける事」です。
社会や会社を構成する基盤は”人”です。
人事とは、パーソルという巨大な船を構築・推進するすべての人々が安心・安全を感じながら日々の仕事を行える環境を提供・維持する重要な役割です。
我々は、その人事の役割をITというチカラを使って支え、成長させる事に価値を置く組織です。
 
組織構成は、大きく2つのスクラムチームに分かれています。
1つ目は、人事業務を担うチームで、こちらは全部で9名の構成です。
日々の業務問合せ対応やITソリューション、新たな企画提案を行うチームです。
2つ目は、アカウント管理を担うチームで、こちらは15名の構成です。
全社従業員のアカウント情報を管理するチームとなっており、グループ全体のAD基盤との連携を担うチームです。

Q3:マネジメントする上で大切にしていることを教えてください。
私は2022年4月に室長を拝命し、まだ自分の中でのマネジメントイメージは描き切れていないのが正直な所です。
ただ、明確な事実として、業務を行うのも組織も、上述の通り”人”である事は間違いありません。
長い事ITをやっていて”データ”でモノを見る癖がついてしまっていますが、エンジニアだった頃と違い、相手は文字列ではなく”人”であることを意識しています。
全員が、自分と同じように自分が主役の人生を持っているのだから、その人が主役の物語がハッピーエンドに向かえるように自分がどう手助けできるのか、が大事なのではないかと考えています。
一人一人物語が違えばエンゲージメントという定義もきっと違うと思うので、そこをなんとか捉え、うまく寄り添いその人のチカラを業務の価値に転換する事で人・組織の成長を促せればと思っています。

Q4:フレックス×フルリモート環境でのマネジメントで工夫していることはありますか?
私は2020年2月に入社したのですが、入社して2ヵ月ほどで完全にリモートとなってしまいました。
なので仕事で関わる方々の顔も名前もあまり覚えられないうちに会えなくなってしまった為、コミュニケーションロスは大きく感じました。
自分が相手をよく知らないという事は、相手も自分を良く知らないという事だと思います。
なので、とにかく自分の存在感を示す事と、相手のキャラクターを掴む事にチカラを注ぎました。
MTGでカメラオンにしても相手の細かい表情や一瞬の迷いを見る事は難しく、表面的な理解よりもどちらかというと相手のキャラクターを掴む事で、相手が言いたい事の背景を探るように工夫をしました。
あとは、もっと気軽に雑談ができていた頃を思い、業務や組織に関わらずなるべく仕事の話だけでなく雑談もするように心がけています。

Q5:これからこの組織でどんなことを実現していきたいですか?
まず組織の観点では、一言で言うと「DXを操り人事業務に変革をもたらす個の集合体」となる事でしょうか。
組織の一人一人が人事業務の当事者として業務側を牽引する力強さを持ち、IT力・企画力を以て人事業務に変革・創造をもたらす人々。その集合体というイメージです。
役割分掌の観点で組織の体は大切だと思いますが、我々が目指す組織はティールチームです。
組織に人が充て込まれるのではなく、同じ志や価値観、スタンスを持つ個の集合体が結果として組織となっている事が建設的な価値発揮に繋がると考えています。
そしてそういった組織だからこそ、今後さらに大きくなるパーソルグループの人材価値を最大限引き出せるような、例えばHRMからHCMへの変革の一翼を担いたいと思っています。

Q6:入社をご検討いただいている方にメッセージをお願いします。
“ピンチはチャンス”という言葉があります。
とてもいい言葉だと思いますし私の好きな言葉です。
ただ敢えてオマージュし、”すべてはチャンス”と考えていただくのはどうでしょうか。
転職はとてもパワーがかかりますし、不安が伴うものです。転職した後も、入社してすぐに大活躍とはいかないかもしれませんし、もしかしたらピンチではないとしても、多くの困難や学びに遭遇するかもしれません。
そういったものもすべてが明日の成長の糧になると考え、皆さんにとって最後の一歩の後押しになればと思います。

※所属組織や業務内容は2022年8月時点のものです。

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