【マネジャーインタビュー】グループIT本部 ワークスタイルインフラ部 コミュニケーションインフラ室 畠山 惇
Q1：自己紹介をお願いします。
パーソル入社前は、メーカー系のSIerでSEをしていました。中央官庁向けのアプリケーション開発でキャリアをスタートしましたが、３年目からはアプリの基盤となるサーバやミドルウェアも担当するようになったことが、インフラエンジニアのキャリアスタートです。前職では、規模の大きい案件に携わる機会が多く、貴重な経験を積むことが出来ましたが、自社製品、自社サービスなどに縛られず、広く経験を積みたいと考えるようになりました。同時に、はたらく環境をより良くしたいという思いも強く持つようになり、「はたらく」を本気で考えるパーソルの魅力に惹かれ、入社しました。
パーソル入社後は、会社統合で新規にジョインする企業のインフラ統合などを担当した後、Microsoft365やファイルサーバなどグループ社員のワークスタイルに直結するコミュニケーションサービスの企画・運用を担当しています。
Q2：担当組織ではどのような業務に取り組んでいますか？
私が管掌している「コミュニケーションインフラ室」では、「どこにいても、人・社会との繋がりを実現し、生産性が高い仕事が出来る」世界を目指し、社員が日々の業務の中で社内外の人とコミュニケーションをとるために必要なインフラ基盤の企画・運用をしています。具体的には、Microsoft365やファイルサーバ、電話サービスなどを扱っています。コロナ禍以前から、多様なワークスタイルを実現するために多くのITサービスやテクノロジーを利用できるデジタル・ワークプレイスを実現してきましたが、まだまだ社員全員がテクノロジーを使いこなし、常に生産性が高いはたらき方が出来ているわけではないのが実態です。今後は、社員全員がテクノロジーを使い倒し、自分に合ったワークスタイルを実現できるように、利活用向上を狙った企画なども推進していく予定です。
メンバーは、20代、30代、40代と年齢も様々で、新卒入社の方、中途入社の方、グループ内異動の方など、多様性の富んだチーム編成となっています。グループ社員約4万名が毎日利用するサービスを担当していることもあり、現在の体制では力不足の部分もあります。メンバーを増やし、ビジョンとして掲げる世界感を実現するスピードを上げていきたいと考えています。
Q3：マネジメントする上で大切にしていることを教えてください。
事業側の社員が本業に専念できるよう、安全かつ安定して利用できるサービス提供を心がけています。具体的には、新しいサービスの展開時には、セキュリティ面のチェックや、誤操作などで意図しないインシデントに繋がるリスクがないかなどを、チームで確認して展開するようにしています。ただし、セキュリティを意識しすぎて利便性を損なうことや、デリバリースピードが著しく遅くなることが無いようバランスを考えながらマネジメントを行っています。
チームメンバーには、まずは自分たちがはたらきやすい環境とは何なのかを考え、それを体験してみることをお願いしています。自らが体験したことでないと、熱意をもって社内に広めることが出来ないと考えているからです。また、私たちの領域は変化が激しく、国内では前例が少ないことに挑戦する場面も少なくありません。「分からない」「予測不能」な状態にも多く遭遇しますが、その時はチームで立ち向かうことにコミットしています。
Q4：フレックス×フルリモート環境でのマネジメントで工夫していることはありますか？
コロナ禍をきっかけに、各メンバーが様々な環境で働くようになり、一か所に集まり顔を合わせて会話する機会が少なくなりました。参画してそこまで時間が経っていないメンバーや、経験が浅いメンバーもいるため、毎日、各チームでリモートMTGを実施するようにしています。業務進捗の共有だけでなく、ちょっとした相談事項や、情報共有などをするコーナーをアジェンダとして設定し、こまめなコミュニケーションが取れるように意識しています。私とメンバー間では、隔週で1on1を実施し、雑談を通したコンディションの共有やキャリア形成の話、ちょっとした相談事をするなど、物理的な距離は離れていても定期的に会話が出来るよう工夫をしています。
Q5：これからこの組織でどんなことを実現していきたいですか？
これからは、より柔軟なはたらき方が求められていくと考えています。社員の方が、こういうはたらき方をしたいと望んだ時、必要なテクノロジーをすぐに提供できる組織を目指したいです。その中で、私たちは、社員の方が選択したどんな環境においても、ビジネスに必要なコミュニケーションをとることが出来る世界を実現していきたいです。
Q6：入社をご検討いただいている方にメッセージをお願いします。
私たちの組織では、パーソルグループ全体に影響する大規模インフラシステムに携わること、無くてはならないコミュニケーション・コラボレーションインフラの土台を支えることが出来ます。
ほぼすべての社員が利用しているMicrosoft365やファイル共有サービスをより良く改善していくことで、グループ全体の生産性向上やワークスタイルの変革に携わることが出来る重要な役割です。Covid-19出現により大きく加速した、新しいワークスタイルを一緒に考えていきましょう！
※所属組織や業務内容は2022年9月時点のものです。
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