今、はたらけていることは偶然ではないかもしれません~はたらく選択肢を広げるために~
こんにちは。パーソルダイバースのなかまるです。
わたしたちがご支援します!法人担当インタビューシリーズの第3弾として、今回は、中部・西日本エリアのマネージャーの安原さんに、
色々とインタビューしてみましたので、紹介させていただきます。
弊社の雇用事例を企業様にお伝えしたい
______今、安原さんが力を入れていることはどんなことですか。
「弊社の営業が担当している企業の中でも、
障害者雇用への理解が進んでいない、または採用に至っていない企業様
との商談に同席させていただいています。
その企業様の特色を生かした採用があると考えていますので、
しっかり企業様の話をお伺いして、採用の一歩につながるように
営業担当とともに、尽力しています。
また、当社は特例子会社として、1,800名(2024年4月現在)を超える障害のある社員がはたらいています。
障害のある社員の業務として、オフィス清掃や社内便などの配達があります。また、PCを使った入力業務だけではなく、RPAツールを活用して業務効率化に貢献しています。さらに、職域を広げ農福連携にも積極的に取り組んでいます。そんな事例を企業様にもお伝えできるよう、社内の情報にアンテナを立ててメンバーへ伝えることや、実際の商談でも企業様へお伝えするようにしています。」
不安に寄り添って、柔軟に対応させていただきます
_____思い出に残っているご支援はありますか。
「私が以前、関西の中小企業様を担当していた時の話です。
当時の関西圏では今よりも、精神障害のある方の採用が進んでおらず、
大手企業様を中心に、身体障害のある方が選考に進みやすい傾向が見て取れました。
精神障害のある方でも適切な配慮があれば問題ありませんということはお伝えしていて、人事担当者には理解いただいたのですが、
受け入れる現場の方が不安ということでなかなか前に進まない状況でした。
では、実際に受け入れる現場で、入社者の入社前オリエンテーションをやりしましょうということを提案して実施しました。
結果、現場の方は入社者の配慮事項や人となりを事前に知ることができ、
不安が払拭され、そして入社者も安心して入社することができ、安定就業につながった事例でした。
今では入社前オリエンテーションも実施することはありますが、当時は一般的ではなく、何とか企業様の不安を払拭することができないかということで
提案した内容でした。
こういった一つ一つの企業様のご支援によって、企業様の特性に合わせて
柔軟に対応させていただこうという今の弊社の土壌ができあがってきたと思っています。
小さなことでも、不安なことを教えていただければ、培ってきたさまざまな事例や経験をお伝えしたいと思っています。」
5年後、10年後を見据えたご支援をしたい
_____障害者採用を担当されている人事の方に伝えたいことはありますか。
「我々もたくさん失敗しながら、障害者雇用を前に進めてきました。
それぞれの企業様ごとの色々な背景、それぞれの課題があるかと思います。企業様の今だけを見るのではなく、5年後、10年後を見据えたご支援をしたいと思っています。
そして、採用においては、障害者手帳の種別ではなく、その人が何をできるかであったり、人柄に焦点を当てて採用いただきたいと思っています。
どんな属性の方であっても一定の配慮は必要ですし、その配慮にきづくことで健常者にとってもはたらきやすい会社になると考えています。
最後に、私も、最近、健康診断の結果を経て、健康に人一倍気をつかうようになりました。今は健康にはたらけているかもしれないですが、明日には様々な事情によってはたらくことができなくなるかもしれません。
そういう状況になっても、はたらく選択肢が世の中に多くあるよう、
自分や社会への投資と考えてもらうとまた違った見方で採用を進められるのかなと思っています。
課題を解決するお手伝いをしたいと思いますので、是非、パーソルダイバースへお声がけください。