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企業様と二人三脚で進める障害者採用‐営業担当:阿部の場合

こんにちは!パーソルダイバースのなかむらです。
日頃企業様の障害者雇用に伴走している法人営業担当へのインタビュー第四弾!ということで、今回は新卒入社3年目・若きホープへのインタビューです♪

■話を聞いた人:
人材紹介事業部 阿部 真海さん
新卒入社3年目。首都圏エリアの法人営業に従事。
趣味は野球観戦(日ハムファン)

______新卒でパーソルダイバースへ入社されましたが、障害者雇用の領域へ足を踏み入れたきっかけはなんだったのですか?

 大学時代は教育学部に在籍していたのですが、その当時教授の勧めで教育関係のボランティアへ参加したことがありました。
そこで出会った子どもたちは、学校に行けていなかったり、障害があったり、貧困家庭で暮らしていたり・・・様々な事情を抱えていました。
その中の一人に、「文字を読んで内容を理解したり、自分の気持ちを文章にしたりすることは苦手だけど、口頭での理解や自己表現は得意」という子がいて、周りの人もそのことを理解したうえで接している様子を目にしました。そのお子さんは確かに文字の理解は苦手だったのですが、口頭であれば多くの桁数の暗算だってできる、という力を持っていました。

その時、「現在の環境であれば周りの人が特性を理解したうえで接しているから力を発揮できているけれど、この子が大人になったら、周りの人や環境はその特性を理解してくれるんだろうか」と気になったんです。
この時の想いが、やがてこの領域に足を踏み入れる最初のきっかけになりました。

______法人営業として3年目。大変なこと・やりがいについて教えてください。

大変だな、と思う瞬間は、障害者採用をこれから進めていくフェーズにある企業様も多い中で、企業様の不安をどのように解きほぐしながら採用実績を一緒に作っていくのか、というところですね。
どうしても「まずは身体障害のある方から・・・」というようなお声をいただくこともあります。
各企業様ごとに状況は異なるので、他社様の事例が必ずしも活かせるわけではない中で、ひとつずつ方法を考えていくのは簡単ではありませんが、日々試行錯誤しています。

やりがいを感じるのは、採用決定後に企業様や入社者様から入社後のご感想をいただいたときです。入社が決定した時ももちろん嬉しいのですが、入社後に「とてもよい会社でした、入社できてよかった」というようなメッセージをいただけるとやはり嬉しいです。
新卒1年目の時、初めて自分が担当している企業様でそのようなメッセージをいただいたときは、嬉しくて泣いてしまいました!

______阿部さんから見た障害者雇用の課題って何だと思いますか?

求職者の方々と、企業様が求めている層にギャップがあると感じています。引き合いの多い方に対してはお一人に対してかなり多くの企業様で選考が入っていて、企業様側も内定を出しても受諾されるかどうかわからないことも多く、採用難易度は上がっていると感じています。

今採用市場に多くいらっしゃるのは、例えば事務職のご経験がしっかりあるというよりも、これからスキルを身につけていくようなイメージの方々なので、そのような方々を採用いただくための方法をご提案していき、採用成功に結び付けていきたいと思っています。

______これまで思い出に残るご支援はありましたか?

特に印象に残っているご支援は、2つあります!
1つは、法人営業担当としての初めてのご支援です。「もっとご自身のスキルを活かせる仕事がしたい」という思いで転職活動をしていらっしゃった求職者様に対して、ご経験スキルや志向性を高くご評価いただき、最終的に現在の年収よりも大幅にアップする形で内定をいただきました。求職者様も大変喜んでくださり、無事入社決定となりました!

もう1つは、障害者採用がほぼ初めての企業様でのご支援です。
求人作成から書類選考まで二人三脚で採用活動を進めていき、最終的なご支援に結びつけられたことがとても嬉しかったです。
障害者採用は不慣れであっても、これから実績を作っていきたい、という意欲をお持ちだったので、その前向きな姿勢を求職者様にしっかりと伝えられたことが採用の成功要因だったと思っています。
採用の実績がない企業様でも、「障害のある求職者様に対する配慮をしっかりと行い、より良い環境を提供していきます」というメッセージを明確に伝えることが重要だと改めて感じました。

 また、その求職者様は支援機関に通所されていて、担当の支援員さんがいらっしゃる方だったので、求職者様の意思決定に大きく影響する立場の支援員さんにいかに安心いただくか、という点を企業と細かくすり合わせました。
具体的には、支援員さんが企業様のどんなところを不安に思っているかを事前に確認して企業様と相談し、その点の払しょくに努めました。
最終的には支援員さんにもご安心いただけて、無事内定の受諾をいただくことができました。

______最後に、noteを見てくださっている人事の方へひとことお願いします!

障害者採用を進めるにあたって、まずは是非たくさんの方々にお会いいただきたいと思っています。
障害のある方とはたらくというのは、なかなかイメージがわかないこともあるかもしれません。ですが、様々な障害のある方にお会いいただくことで、少しずつ採用の基準や判断軸を作っていただけると思いますし、採用可能性を高めていくことにもつながると思います。
ただ、やり方や方針を変える事に対して不安を感じる場合もあるかと思いますので、その時は是非私たちを頼っていただけたらと思います。

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