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運動神経ある・ない???

スポーツが得意不得意という意味で
運動神経がある・ないという話
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか

そんなこと知っってるよって話かもですが
運動神経がない人はいないのです

例えば
肘を曲げる動作をするとき

脳の運動野という場所から
複数の中継点を経由して
上腕二頭筋(他にも働く筋肉はありますが)を
収縮させる指令が送られ肘が曲がります

その指令を伝える神経を運動神経
これは通常全ての人に平等に存在している



運動能力の優れた人

では何が違うのでしょうか

個人差はあれど
トレーニングによって能力を上げることが
可能であることは承知の事実ですが

ある番組で
世界的に有名なブラジル人サッカー選手
ネイマール選手とあるJリーガーの脳の反応を
比較した実験をやっていました

明らかな違いが現れたのは
サッカーの試合映像を観ているときの
脳の運動野でした

実際には運動するときに反応が出るのですが
ネイマール選手は観戦中に
この部分に反応がみられ
Jリーガーの選手は反応がありませんでした

イメージと脳の反応がリンクしているということです

これは天性のものかどうかは定かではありませんが
大きな違いでした


コツをつかむ

トレーニングなどの工夫で可能になる部分

妹家族が帰省していた時
近くの公園へ姪っ子二人と遊びに行きました

姪っ子1号は運動が苦手な子
姪っ子2号はわりと活発な子

ブランコの周りにある柵の上を
綱渡りのような感じで私が遊び始めると
二人もやりたいと始めました

私は約3mある柵を渡ることができるのですが
二人はすぐにできません

何度かチャレンジしているうちに
100%ではないですが
2号は渡れるようになりました

脳がバランスを取りながら修正を行い
その運動を獲得したことになります

1号はなかなかできません

動きを観察すると足元ばかり見ています

もっと先の方を見るようにアドバイスをすると
何度もチャレンジするうちに
10回に1回はできるようになりました

上手くいかなかったので
足元ばかり見ていたため
重心が前方へズレて
バランスがとりにくい姿勢だったためです

そうこうしているうちに
妹もやってきました

50を超えたオッサンがやっているのを見て
3つ下の妹もすぐにできると思ったようですが
頑張っても半分まで持ちません
「お兄ちゃんすごいね」
「まあね✌️」

イメージと実際の動きの違いがポイントになる

コツをつかむとはそういうことです

世界のトップクラスにはなれなくても
コツをつかむことで
ある程度までは可能であるということです


健康な体を維持するために

立ったり
座ったり
歩いたり
ほとんどの方が意識せずに行う動作

加齢や体形の変化、運動不足
病気や気づかない姿勢の変化などによって

イメージと実際の動作にずれが生じてきます

躓いたり
ぶつけたり等のサインに注意しましょう!

普段の動作に意識を向けてみませんか

イメージとのズレを脳が再学習することで
故障や病気の防止になります


最後に

運動だけでなく
食事や睡眠
心のケアも大切

気にしだしたら逆にストレスになるかもしれませんが

この機会に少し見直してみてはいかがでしょうか


最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

表題画像はノラ猫ポチさんにお借りしました
いつもありがとうございます

では、良い1日を✨

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