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【教えてパーセフォニ】パーセフォニのサステナビリティ・アドバイザリーボード(SAB)って何?どんな人たち?ニューSAB、アリソン・ヘレン・リーの紹介

本日はパーセフォニのサステナビリティ・アドバイザリーボード(SAB)についてご紹介します。

パーセフォニのサステナビリティ•アドバイザリーボード(SAB)とは?

言葉から推測するに、サステナビリティなアドバイスをする人たち?でしょうか?

パーセフォニのサイトにはこう書かれています。

パーセフォニがめざすのは、企業・金融機関や投資家に向けてGHG排出量の会計・管理、情報開示、教育、そして最終的には脱炭素への取り組みを支援する最高クラスのソリューションを開発することです。SABは、当社の取締役会と経営陣にそのための助言を行っています。

なるほど。取締役会や経営陣に助言を与える人たちなのですね。でもどんな助言を与えているのでしょう??

パーセフォニCEO兼共同創設者のケンタロウ・カワモリによると、

彼らからもたらされる貴重な助言・情報は、そのままパーセフォニのお客様に還元されます。「お客様が明確な数値や情報に基づいて脱炭素目標を達成するためのGHG排出量管理ソリューションを提供する」という当社のミッションを支えてくれているのがSABです。

つまり、プロダクトやサービスをお客様にとって、より正しく有益に使えるものにするために重要なアドバイスを提供しているのですね。

ではどんな人たちで構成されているのでしょうか?

SABはどんな人たち?

例えば、CDPの創立委員長のポール・ディッキンソン(Paul Dickinson)

ポール・ディッキンソンは、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)の創立委員長です。英国ファカルティおよびアクチュアリー協会の環境研究グループのメンバーを務める。また、NGOシェアアクションの評議員会議長、フィンドホーン財団の評議員、NGOインフルエンス・マップのアドバイザー、助成金を出すフレンズプロビデント財団の評議員、「Beautiful Corporations」の著者でもある。


ポール・ディッキンソン

そのほかにはこんな人たちが参画しています。一部をご紹介!
・サステナビリティ会計基準委員会(SASB)』の創設メンバー

ロバート・エクルズ:コーポレートパーパス(企業目的)の分野、そして、ESGの概念を資源配分に活かす分野での第一人者。『サステナビリティ会計基準委員会(SASB)』の創設メンバー。オックスフォード大学サイード・ビジネススクールの経営学客員教授、ボストンコンサルティングの上級顧問も兼任。

・証券監督者国際機構(IOSCO)の執行委員会議長

ジェーン・ディプロック:ガバナンス、戦略、サステナビリティ報告、基準設定、規制に関する深い見識を持ち、自ら情報発信するオピニオン・リーダー。会社役員としても豊富な経験を持つ。証券監督者国際機構(IOSCO)の執行委員会議長やニュージーランド証券委員会の委員長を歴任。現在はシンガポール、オーストラリア、アブダビで複数の取締役会議長および委員を務める。

・国際イニシアティブPCAF、そして国連が主導する『ネット・ ゼロ保険アライアンス(NZIA)』のワーキンググループメンバー

ラーキー・クマー:
リバティ・ミューチュアル社のSVPであり、同社のサステナビリティ事業を司る気候委員会の議長を務める。また、ムーディーズ社、国際金融協会(IIF)、ブーズ・アレン・ハミルトン社での勤務経験も有する。国際イニシアティブPCAF、そして国連が主導する『ネット・ ゼロ保険アライアンス(NZIA)』のワーキンググループにも参画して おり、”保険契約可能な温室効果ガスガス排出”という新しい概念に関する 世界初のグローバルスタンダードの策定に取り組んでいる。

パーセフォニのSABは、あらゆる規制当局や団体出身・在籍中のメンバーから構成され世界中の動向を見ながら、世界の課題である気候変動問題に立ち向かう上で、パーセフォニに力を貸してくれています。

本日はそんな「ルールメーカー側」から最近パーセフォニの社員になったメンバーを紹介します。

🎉パーセフォニ、サステナビリティ・アドバイザリーボード(SAB)に 米国証券取引委員会(SEC)の元会長代理・コミッショナーのアリソン・ヘレン・リーが参画🎉


アリソン・ヘンリー・リー

アリソンはSEC会長代理時代、 環境・社会・コーポレートガバナンス (ESG)の問題をSECの最優先課題に掲げ、 気候情報開示を求める投資家の声に応えることに特に尽力しました。 SECが当時開始した、気候関連開示に関しての大規模な一般向け教育普及啓蒙活動やパブリックコメント募集などは、コミッショナーであったリー氏の主導で行われたものです。現在審議中となっているSECの気候関連開示規則案は、実はこのときの取り組みが土台になっているのです。 それだけではなく、リー氏はSEC法執行局にESGタスクフォースを設置し、ESG投資リスクに関する投資家教育プログラムも立ち上げるなど、複数の重要な取り組みの中心人物として活動しました。 SEC会長代理・コミッショナーに任命される前、彼女はすでに10年以上SECにてキャリアを積んでおり、カーラ・スタイン委員の法律顧問、法執行局複合金融商品課の上級法律顧問などを歴任しています。

パーセフォニCEO兼共同創業者 ケンタロウ・カワモリのコメント
「今や気候変動リスクは公開市場における財務リスクと同義語です。アリソンは、グローバル社会が直面するこの問題解決を牽引するリーダー的存在です。今後、世界各国で次々と制定が予定されている気候情報開示の規制に、企業や金融機関はどう対応していくべきか?パーセフォニのお客様やパートナーが抱えるその様な疑問に対して適切な解答を提供できる人材として彼女より適切な人はいないでしょう」
「彼女がSEC時代に培った知見と人脈は、当社がお客様企業のコンプライアンス達成を支援していくうえで不可欠なものとなるでしょう。 この度、彼女が弊社アドバイザリーボードに参画してくれたことを大変心強く思います」

パーセフォニ次席法律顧問兼最高サステナビリティ責任者、クリスティナ・ワイアットのコメント
「米国市場の投資家が求める、企業の気候関連リスク情報の開示は大きなムーブメントとなっています。その原動力となっているのがアリソンなのです。 彼女の活動は、気候変動リスクと財務リスクとの関連性が一般的に知られる以前に遡ります。当時から、投資家にとっての有益な気候関連情報の必要性について発言し、尽力してきたのです」

アリソンは任命に対し「パーセフォニのサステナビリティ・アドバイザリーボードの一員として気候情報開示を推進し、この分野の透明性向上こと説明責任の普及に貢献できることに大きな喜びを感じます。 サステナビリティ、特に規制の分野は、多くの企業にとって依然として複雑な課題です。そういう意味で、パーセフォニの事業には大きな意義があると考えます。 炭素強度が、世界中の企業に対して今必要な情報と解決策を提供するという企業ミッションを推進する中で、私がSECで培った知見と経験が役立つことを願っています」と述べました。

アリソンは今後、パーセフォニの取締役会と経営陣に対し以下のような課題の助言を行うことになります。

1. 気候情報開示基準に対する適切な理解と高精度の対応法、
2. 将来的に想定される規制変化、
3. 企業経営・投資管理とサステナビリティ報告との統合。
*現在は、国際会計基準(IFRS)財団の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)に統合

パーセフォニSAB共同委員長であるロバート・エクルズのコメント
「アリソンがサステナビリティ・アドバイザリーボードに加わるのに今ほど良いタイミングはありません。 彼女が持つ深い洞察力と専門知識が、SABの存在意義を高めてくれることでしょう。 SABのメンバー全員がアリソンの参画を祝福し、共に働くことを楽しみにしています」

アリソンの今後の活躍とパーセフォニの発展をぜひ応援してください😎


いかがでしたでしょうか?本日はパーセフォニのSABを紹介しました。このほかにパーセフォニでは、国内外に「環境スペシャリスト」が在籍し、お客様にアドバイスを提供しています。いつかこちらも紹介します。

それではまた来週!
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