【秒速理解】脱炭素社会とは?なぜ目指すのか?達成の第一歩とは?
Q1 脱炭素社会とは? A1: CO2を中心とした温室効果ガス排出量が実質ゼロになった社会
Q2 なぜ目指すのか? A2: 温暖化が引き起こす最悪な影響を回避すると共に、次の成長の原動力にするため
Q3達成の第一歩とは?A3: まずは、企業の排出量の測定と報告をすべし
以上、秒速理解でした!また来てね。
【ゆっくり理解】
Q1 脱炭素社会とは?
まずは用語について:
【脱炭素】CO2排出量が実質ゼロにすること
【ネットゼロ】大気中の温室効果ガス(GHG)排出量が除去量と差し引き、正味(ネット)ゼロになる状態。
【カーボンニュートラル】発生した炭素(CO2が対象)排出量と除去量を差し引きゼロにする状態。
ただ実情、『ネットゼロ』も『脱炭素』も『カーボンニュートラル』もほぼ同意的に利用されているケースが多いようです。皆さんの記憶に新しい2020年10月の菅元総理の所信表明演説を見ると、日本の目指すカーボンニュートラルは、CO2だけでなく全てのGHGを対象として排出量ゼロを目指すと言っています。
よって、日本が目指す脱炭素社会とは、CO2だけでなく、全ての温室効果ガス排出量のゼロを実現することです。
Q2 なぜ目指すの?
気候変動の影響が最大規模に達すると私たちの生活が危険に!?予想されるリスクとは? -世界経済フォーラム(WEF)のグローバルリスク報告書-
海水面の上昇
極端な気象現象 -ハリケーン、竜巻、ゲリラ豪雨、河川の氾濫、季節外れの嵐や豪雪、津波
生物多様性の喪失のスピードが加速
2.世界はカーボンニュートラルを次の成長の原動力と捉えている。
世界では、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げ、大胆な投資をする動きがあいつぐなど、気候変動問題への対応を“成長の機会”ととらえる国際的な潮流が加速しているようです。日本は国として、カーボンニュートラルの技術開発を目標とし、支援をしていくようです。脱炭素社会への移行を既に進めている企業は、この機会をポジティブに捉え、排出量の算定、報告だけでなく、分析、新たなビジネスの創造までを見据えている様子を目にしています。
私たちが対面する企業様の『脱炭素社会への変革までのストーリー』障壁やその先の未来をインタビューを通してご紹介していきます。皆様が直面するお悩みや脱炭素社会への移行のヒントが見つかるかもしれません。ぜひ、お見逃しなく!
Q3 達成の第一歩とは?
脱炭素社会を達成させるには、現状を知りすぐに対策を取ることです。その第一歩としては、組織の温室効果ガスの全ての排出量を可視化し報告することが不可欠となるでしょう。
世界はより精確に排出量を算定し、報告することで、目標を達成しようと動いています。それによりGHGプロトコルのような世界的に推奨されている排出量を算定・報告する際の国際基準だけでなく、産業毎、地域特有の基準などが設定され、炭素会計を複雑にしています。
また、組織の全てとは自社だけでなくサプライチェーンを含みます。データは膨大且つ、収集方法も複雑になり、人間の手で収集しエクセルやスプレッドシートなどで計算し続けるのは容易では無さそうです。(実際に何人もの人をデータ収集と算定に割き、何十時間もかけて、表計算管理をしている企業様のお話と担当者の断末魔の叫びを聞いたことがあります…南無南無)
ここで報告に必要な情報を確実に集める方法についてまとめます。
報告に必要なデータを確実に集めるには?
まず、報告者が考慮すべき事柄として、データ収集の頻度と、組織内外のステークホルダーに対するデータの透明性が挙げられます。
それらは、投資家が企業のリスク構造を見直すときや企業の取締役がネットゼロ目標達成に向けた自社の進捗評価を行うときなど、重要な局面で使われる可能性があります。
炭素会計データが信頼に足りるものかどうか。以下の6つの条件をクリアしていることがひとつの目安になるでしょう。
定期的に収集できる:定期的に収集されていて、ステークホルダーが常時最新の情報で進捗状況を分析できる。
簡単に収集できる:企業規模が大きくなっても簡単に収集できて、同じ収集方法で大規模な事業活動にも対応できる。
効率的に収集できる:効率的に収集できて、適切なタイミングで判断をくだすことができる。グローバルスタンダード基準に沿った炭素会計が行われており、開示報告で求められるデータがすべて含まれている。
データの網羅性:スコープ3を含むあらゆる炭素排出範囲を網羅している。
排出源の明確化:排出源を明確に示していて、最も効果的な削減策を優先することに役立つ。
データの透明性や精確性:集積データが簡潔に表示可能で、正確性や法令遵守、全般的な透明性を誰でも容易に確認できる。
炭素会計って簡単にできないの?
答えは、できます! 現在、炭素会計ソフトなど外部の力をを上手に活用し、脱炭素社会への移行をチャレンジではなく、次のビジネスチャンスと捉え成長している企業が世界中にいます。
パーセフォニは、ESGにDXをもたらすべく、1. 大部分のデータ収集を自動化するので早い、2.専門知識が不要で誰でも使えるので簡単、3. グローバル基準(GHGプロトコルなどの)のデータベースを標準装備し、精確なデータの報告が可能です。新たなビジネスを創出するために、分析機能を搭載し、環境スペシャリストからのアドバイスも受けられます。
前段で説明した通り、世界はより精確な排出量を算定するため、産業毎、地域毎のルールを制定しています。パーセフォニはその動向に対応できるよう、プロダクトのアップデートを行っているのです。
ぜひ一緒に脱炭素社会への移行を考えさせてください。
いかがでしたでしょうか。【秒速理解】脱炭素社会とは?なぜ目指すのか?達成の第一歩は? ぜひコメント欄に番号で記事の評価を頂けると嬉しいです。今後の活動の励みになります。
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