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院内見聞録 通院、薬、工事

2021年3月1日

すでに手術から1カ月経ったこと、先週末の副業の出張仕事での感触などから、今日からヨガ中のダウンドッグを解禁。術後1カ月間は右腕を90度以上あげないようにと言われていたし、なんとなく腕に体重がかかる負荷はかけないようにしていたが、そろそろ筋力をつけるほうにも取り組みたい。

4月13日

床の下地を作るため(*1)、職人さんが8時半に到着。邪魔にならないように家を出て朝マックしながら本を読む。薬の処方のため2カ月ぶりに通院。というか、こんなに病院に行かなくていいものなのか。術後は頻繁に通院することになると思ったから、家から徒歩7分ぐらいの病院に決めたのに、そのメリットはあまり享受できていない。

しかし、ほとんど病院に行っていないおかげか、わたしは自分のことをがん患者だとまったく思っていない。もう完全に過去のことになっている。とはいえ、がんサバイバーという感じでもない。悪い部分を取ったから、もう終わったと思っているという感じかな。おそらく投薬がホルモン剤のみで、抗がん剤も、放射線治療もしていないので、体のつらさがないからだろう。

だから本当に気楽に過ごしているのだが、そう言えば言うほどカラ元気を出していると思う人もいる。というか、口には出さないが(無理しなくていいのよ)という表情でこっちを見てくる。わたしが付き添いもなく(本来、全身麻酔が必要な手術をするときは付き添いが要るらしいのだが、コロナ禍ということで免除してもらえた)ひとりで入院して、ひとりで手術を受けたことを聞いた伯母が「気丈な子じゃねぇ」と言ったらしい。まぁ、実際そのとおりの人間なのだが、そのコメントからなんとなく感じられる「健気な子」というニュアンスはあまり当てはまらない。

薬を飲み始めたので更年期障害的な症状が出るかと思ったが、それもほとんどない。と伝えると、最初の1カ月がきついらしいので、ラッキーですねと言われた。

再建手術の予約をして終了。それにしても2021年は手術と家の工事で忘れられない年になるだろう。

診察代 1470円
薬代 1360円

ちなみに薬はジェネリック一択。なんせ区民税免除されてるから、一応そこは建前としてねぇ…


1.洗面所の水漏れを見てもらったことがきっかけで(詳細は省くが)床をはがして配管をチェックし、全面的に貼り直すことになった。普通、そういう工事のときは別に仮住まいを用意するらしいのだけど、予定していた工事じゃなかったため予算が出せず、唯一張り直しのない部屋に住みながら工事を進めた。


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