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院内見聞録 パッド入れ替え手術までの微調整

2022年2月15日
定期診察の日。あれからすぐに赤みと熱は引いたので、結局今日まで受診せず。またしても50㏄入れてもらう。エキスパンダーの形が元の胸の形にあまり合ってないとか、位置がずれてるとかの話はせず、入っているエキスパンダーが300㏄用のものだと聞きました、とだけ言うと、おそらく大学病院の先生からも連絡が入っていたのだろう。××先生(執刀医であるよその病院のおじいちゃん先生)に確認したところ、300㏄以上入ります。これまで最大で倍量入れた人もいるそうです、とのこと。一応、前回の診療のあと炎症を起こしたことは伝える。まだ薬は残っているので診察のみ。
診察代 3,690円

3月9日
大学病院2回目。食塩水を入れてくれようとしたが、1週間後にかかりつけの病院の予約があるというと注入は無しに。このエキスパンダーには300㏄以上入るそうです、と伝えると「わたしもあれから実際に水を入れて試したみたんだけど、たしかに量は入りました。でもそうなると肋骨を押し込むことになって、肋骨の位置が奥に入ってしまいます。すると胸の形がきれいに出なくなるので300㏄で終了してください」と言われる。

考えてみれば確かにそのとおり。十分な大きさの袋に水を入れる分には厚みは均等に広がるけれど、小さい袋に同量入れると当然厚みが増す。そして外から押されて奥に引っ込んだ肋骨を自力で元に戻すのは難しい。めちゃくちゃ深呼吸して肺をふくらましたところで限界があるし。

やっぱりこういうところが女の先生と男の先生の違いだなと思う。って、いきなり主語を大きくしてしまったが、おじいちゃん先生にとっては、命が助かることが最優先で、その後の胸の形の微妙な違いというか、むしろ女性の心の機微なんかは些末なことなのだろう。なにもグラビアアイドルみたいな胸にしてくれと言ってるわけじゃない。元のある程度年齢を重ねた状態の胸と同じようにしてくれればいい。ちなみに現在はエキスパンダーのほうはバストアップしているけど、左右がチグハグなんで全然ありがたくない。

その後、左右の胸のあらゆる部分の長さや皮膚の厚みを測られ、次に別の若い先生に交代して同じ個所を測り直した。おそらくだけど、ミスを防ぐためのダブルチェックと思われる。あるいは研修医の経験のためか。その結果、胸の外側を追加剥離されることになった。今中央に寄りがちな胸を元の外側の位置に戻すには当然の処置に思われる。そして手術は無事5月に行われることになったので、術前1カ月は休薬するように言われる。なんと、ふだん飲んでいるサプリも中止とのこと。ビタミン類だからいいかと思ってた。ちなみに主治医はビタミン類ならいつも飲んでいいですよと言う。エキスパンダーを入れる手術のときもタモキシフェンすら休薬してない。病院によって全然違うんだな。

さらに入院のための手続きに関して看護師との面談が必要と言われたけど、もうお昼近いし、そのあと健美操のクラスに出たかったので、午後から予定があるんですけど…、というと術前一カ月の検査のときでもいいことになった。

お会計は何とたった220円。カードを出して支払いの列に並んでいたけど、慌てて財布を出して現金で払う。確かに今日はサイズを測っただけで、エコーを取ったり、食塩水を入れたりしたわけじゃないけど、やっぱり大学病院だから?
診察代 220円

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