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【HSP保育者のスケッチ】0~1歳児は筋反射で生きてる

私は、たぶん軽いHSPだと思う。子どもの頃は人に共感しすぎて「自分の意見」がよくわからなかった。だからこそ、今までのキャリアと全然違う、子どもに関する職業に就くのは、あんまり抵抗がなかった。子どもは非常に同調しやすかったからだ。それで困ることもたくさんあるが、同調して知った感覚を、シェアできたらいいな、と思い、書こうと思う。

息子の1歳頃の写真。この頃はやたら蓋持ってた。これは手の「つまむ」筋肉を鍛えたいからだと思う。

0歳から1歳にかけては、ひたすら寝てるだけの日だったのが、首がすわり、寝返りができるようになり、うつぶせでぐっと上体を上げたり、腰が座り、立つ、歩く…、口もおっぱいを飲む専用の口だったのが、次第に食べ物を食べるようになり、歯も生え、咀嚼ができるようになる…、手も最初は握る振り回すくらいしかできなかったのが…、目も…、足も…、ほんと、0~1歳は、急速な成長期だ。

逆にいえば、0~1歳は(というか、そのあともシームレスに続いていくが)、生活そのものが果て無い筋トレである

けど、その筋トレの結果で、困ったことになって「アーーー!!!!(怒)」になったりする大人も多い気がするので、お伝えしたい。「それは筋トレと感覚のトレーニングにすぎないでござる」と。

たとえば、椅子に座ってもむちゃくちゃ立とうとして座れないお子様方…(ちょうど立つ、歩くをはじめた方々に多い…、)それは、しゃがんでる→立つの筋肉を鍛えたくてしょうがないからである…、

(よくまだ起き上がれない赤ちゃんが興奮したりすると足をガッガッとやる、あれもその前哨トレーニングと思う、あの時の足の強さ、足癖の悪さを見て「将来サッカー選手になるんじゃないかしら…」っていう大人多い、サッカーうんぬんの前に、ほんと、立ちたいという思いからだと思う)

椅子に座ろうとしない、しばらくするとすぐ立っちゃうお子さまは、きっと足に耐え難いとどこおり、居心地の悪さみたいなのを感じているんじゃないか、と想像する。ピン、と立ったり、伸ばしたりすると解消される、もう、耐え難い何かが足にあるんだと思う。

そうすると、たとえば食卓で手をバンバンやって机を叩いたり、食器をもたせれば食器でガツンガツン音立てたり、液体をこぼせばそれでびちゃびちゃ机叩いてしぶきをあげまくったりするのは、どうしようもない。それは、水が高いところから低いところへ流れるように「手をそういうふうに動かすのが心地良い」「自分の手に何か持っていって動かしたいように動かすと、ものすごいインパクトの音が出るのがキョーレツ」とか、ほんとそういうことなんだと思う。たぶん、0~1歳の頃の行動って、ほとんどがそういう原理原則にのっとったものが多い気がしている。

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