見出し画像

ドイツ鉄道。乗換ありはやっぱりきつい。

10月某日。出張から帰る電車は通常は直行便だが、翌日がドイツ祝日のためか直行便がなく、乗り換え1回の電車になりオンラインチケットを購入。

ところが発車1時間!くらい前にメールで「お客様の電車はキャンセルされました」と連絡が来た。嗚呼、やっぱりドイツはドイツだ。キャンセルするならばなぜチケットを売るのか、不思議。そして座席予約のプラスアルファの費用がかかった時などは本当に損した気分になる(実際損しているのですが・・・)。さらに代替便もキャンセルときた。ここからはスマホアプリを駆使して自力で帰る手段を探します。駅員がいたとしても「わからない」、「情報がない」と言われることも少なくない。自分(勘も含めて)が頼りの世界。ドイツ(欧州)に長くいるとイレギュラーに動じなくなります! 最初は遅延が3分だったのがダラダラ続くのはだいたいキャンセルの予兆だ(電車や飛行機)。こういうシチュエーションが多いから私は最終便には乗らずに、必ずその日に他に乗れる便がある時間に移動することにしています。

ぶつぶつ言いつつも、ドイツ在住者にはおなじみのバーンカードを愛用してかなりの年数になります。在住当初はセカンドクラスのバーンカード50(年間224€で通常料金が50%オフ)を持っていたが、数年後ファーストクラスのバーンカード25に変更した。年間69€で通常料金25%と割引価格25%オフという、かなりお得なカードです。セカンドクラスを辞めた理由は仕事柄遅い時間に長距離国際列車に乗ることが多く、特にセカンドクラスの金曜日夜は混んでいて騒がしかったり、国境越えではセカンドクラスではパスポートコントロールなどでザワザワしたりがあるところ、ファーストクラスは基本的にとても静かでゆったりした空間であることに気づいたためです。バーンカードを使うと、ファーストクラスもかなりリーズナブルです。
また、バーンカードはエアラインのマイレージに似た性質もあり、ある程度実績がたまると、バーン・コンフォート会員になり、グレーのカードが来ます。特典は大きな駅のラウンジ利用などですが、室内空間以外あまりメリットは感じないかなあ。車掌さんの対応が良い気もします(例えば乗り換えなど親身に調べてくれる)。今年のカードはマットな質感でちょっとクール?な感じになりました。

ドイツ統一記念日の今日。
所用でドイツ鉄道、乗り換え二回の便を利用しましたが、最初の乗り換えは上手く行きましたがが、2回目の乗り換え電車に乗ったあと人身事故で、当初は60分遅れとアナウンスがありました。そして次のアナウンスでは駅構内に何もないような田舎の駅で全客が降車するように言われました。ICEという一応新幹線に乗っていたのに…。代替便や代替バスのアナウンスもないし、大雨で寒いのでタクシーに乗りましたよ。ドイツ鉄道には後で遅延通知メールとチケットをコピーして払い戻しを請求します。私のつたないドイツ語メールは説得力に欠けるため、こうしたクレーム関係は英語で書くようにしています。だいたい戻ってきます。

ドイツ鉄道の話は尽きませんが!、昨日は代替の鈍行列車に乗ったおかげで冒頭のラインの滝を裏側から見れたからラッキー!!
とでも思わないとやってられません!

でもドイツ鉄道はやはり直行便がストレスが少なくてベターです‼︎

ちなみに、今朝電車に乗る前に駅でマスクをしていない若者(英語圏の若者)がいました。ドイツ人のマダムが「マスクをしなさい」と怖い顔で言っていました。若者は「What's your problem?」とマダムに言い返し、マダムは「You are complete idiot!」と反論。迫力、ダイレクトな表現に若者も渋々マスクを出していました。しかし、こういう若者をたまに見かけるのです(一応欧州ではコロナ抑制の優等生?の部類であるが)。罰金があるにもかかわらず・・・。

画像1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?