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ラ・リーガ開幕 〜夜明けの時〜 第1節 ヘタフェ vs アトレティコ 徹底レビュー

Hola a todos ¡Cuánto tiempo! Soy Sean.(こんにちは!そして、お久しぶりです!ショーンです!)


今回は現地時間8月15日 19:30キックオフの『ヘタフェvsアトレティコ』の深掘りレビューをしていきます! 


細かく、忖度なしで斬り込んでいきますので最後までお楽しみください!


長くなるのでトピックごとに分けておきますので、気になる項目だけでも読んでいただけると助かります!!


①はじめに…

今回僕はリアルタイムはミュートで見て、その後DAZNで実況をつけて、計2回フルタイムで見ました。


今回のゲームのキャッチコピーは


         『お互い堅守速攻、目的意識はっきりしたチーム同士の対決!!











②今回のゲームのに向けての見どころ、欠場選手


・昨シーズン15位のヘタフェと昨シーズン3位のアトレティコの対決!

・プレシーズン、ヘタフェは6試合で1勝3敗2分、アトレティコは4試合で4勝!

・ここ22試合ヘタフェはアトレティコに勝てていない。

・お互い3バックでくるのか、5バックでくるのか…

・似たようなシステムで臨む場合、混み合う中盤を制するのはどちらか。

・欠場選手

☆ヘタフェ

ダミアン・スアレス、ルイス・ミージャ


☆アトレティコ

フェリペ、J・M・ヒメーネス


※ヴァスは母国の古巣、ブロンビーへの移籍で退団。















③両チームのスタメン予想と実際のスタメン

☆ヘタフェ

・攻撃時は3-5-2、守備時は5-3-2
・セオアネ→アレニャー、ポルトゥ→マジョラル
・ガストン・アルバレスではなく、左ラテラルはアンヒレーリ!


☆アトレティコ

・システムは5-3-2
・予想スタメンがピタリ!!
・ヴィツェルのCBは定番化!













④選手個々の点数と評価(10点満点)

☆ヘタフェ

《スタメン》

GK
ダビド・ソリア(6.5)
・セットプレーでの対応も悪くなかったし、失点の場面もやれるだけのことはやったと思う!
・安定はしていたが、相手のストライカーのゴラッソまでは防げなかった。



DF
フアン・イグレシアス(7.5)
・クロスの質は素晴らしかった!一度もDFにぶつけることなく、中央へ脅威になるボールを突っ込んだ!クロスにおいては、ダミアンよりいいと思う!
・サウール、カラスコへの対応も悪くなかったと思うし、ポルトゥとの連携や、守備面においてもチームに大きく貢献した!



ジェネ(6.0)
・フェリックスへの対応や、クロスボールに関しても体を張っていて、良さも出ていた気もする!
・ただ、ビルドアップの正確性やクリアの質など、技術面での質の低さは万年ジェネの課題。



ミトロヴィッチ(6.0)
・モラタのマークは頑張っていた気もするが、2失点してしまったので悔やまれる。
・自らのビルドアップのミスからも失点を招いてしまい、散々だった。



ドミンゴス・ドゥアルテ(5.5)
・1失点目のシーンでマークが遅れてしまった。
・前線に絡むシーンも1度あったが、中々守備が忙しく、やりたいプレーはさせてもらえなかった。
・ジェネ同様、クリアが中途半端で何度かピンチを招いてしまった。



アンヒレーリ(6.5)
・イグレシアス同様、クロスの質は良かった!
・ただ、アトレティコの右サイドはジョレンテ、モリーナと元気な選手が多く、守備面では少し苦労していた。




MF
アランバーリ(5.5)
・特徴のフィジカルやボール奪取では、何度か良さを出せていた!
・ただ、中盤は終始支配され、攻撃参加や、チャンスにおいて絡むシーンは少なかった。



アレニャー(6.0)→【58分、ポルトゥ】
・中央で受けてのサイドへの配球や、プレスの速さでは、大きく貢献していた!
・しかし、守備面においてアランバーリ同様、コケやルマールに好きなようにやられてしまった。



マクシモヴィッチ(5.5)→【63分、セオアネ】
・サイドに顔出したり、セカンドボールの回収に意欲は見せていたが、中々厳しい場面が多かった。
・存在感も薄く、セオアネやルイスミージャとのスタメン争いも不安が残る。




FW
エネス・ウナル(6.0)→【81分、ハイメ・マタ】
・得意のポストプレーやボールキープでは、何度かチャンスを作っていた!
・ただ、シュートもそこまで良い状態では打てず、怖さは正直なかった。



マジョラル(6.5)→【81分、モイ・パラ】
・ポストプレー、裏抜け、守備ラインまで下がってきてのビルドアップ参加など、素晴らしいプレーは多かった!
・得点こそなかったが、前線では中々アトレティコに脅威を与えられた選手だと思った!






《サブ》

ポルトゥ(6.0)←【58分、アレニャー】
・持ち前の勢いとボールキープ力、ドリブルセンスでチャンスを演出した!



セオアネ(5.5)←【63分、マクシモヴィッチ】
・プレシーズンほどの存在感も示せず、ただただ苦しい時間を過ごした。ここからに期待したい!



ハイメ・マタ(ー)←【81分、エネス・ウナル】
・出場時間が短かった為コメントなし



モイ・パラ(ー)←【81分、マジョラル】
・出場時間が短かった為コメントなし





☆アトレティコ

《スタメン》

GK
オブラク(7.0)
・相変わらずの安定感!
・ただ、ヘタフェが枠内シュートが0だったので、特に見せ場なし。




DF
モリーナ(7.5)
・アンヒレーリの守備対応をこなすと共に、90分間上下動や、ジョレンテのサポート、攻撃参加と、良さが出たゲームだった!
・特に、オーバーラップからのクロスは得点の可能性を感じさせた!



サヴィッチ(8.0)
・ロングフィードや裏へのスルーパスの質は高かった!
・得意の守備でも、マジョラルに苦しめられるも、失点を許すことはなかった!



ヴィツェル(8.5)
・ピボに顔出したり、CBとしての守備対応、持ち前の高さとパスの質はこれからもシメオネアトレティコの最終ラインを支える存在になるだろう!
・特に3点目の起点となった、フェリックスへ差し込んだ楔の素晴らしいパスは、ドルトムント時代を思い出させた!!



ヘイニウド(9.0)
・ウナルのマーク、パスカット、クロスカット、サウールのカバーリング、どれをとっても一級品の活躍だった!
・特にウナルに何も仕事をさせなかったのは、ヘタフェにとっては大ダメージだった!!



サウール(8.5)→【62分、カラスコ】
・得意の攻撃参加で1点目を演出!
・外に張ってるだけではなく、中に入ってきてチャンスを作っていたのも、大きかった!
・守備面においても、ヘイニウドとの連携や持ち前の粘れ強さで、ことごとくヘタフェを苦しめた!





MF
コケ(9.0)
・右サイドにも左サイドにも顔を出し、ビルドアップを支えるだけでなく、ボール奪取においても流石!という場面が多々あった!
・ベストプレーにも書いたが、各所に顔を出してトライアングルを作りプレス回避。マドリーの中盤がよくやるプレーをやっていて、トッププレイヤーにとっては当たり前のことなんだな!と毎度思わされる!!



マルコス・ジョレンテ(8.0)→【62分、デ・ポール】
・得意の前線への追い越しやモリーナとの連携も良かったと思う!
・ただ、チャンスに絡むシーンは少なく、悪かった。というよりは、もう少し見たかった感が否めない。



ルマール(8.0)→【62分、グリーズマン】
・コケのように、ルマールも攻撃のビルドアップ時にピボに落ちたり、各所にトライアングルを作り、チームを助けた!
・ただ守備の面では、アフターで行くようなシーンやセカンドボールの回収は、少し気になった。




FW
フェリックス(9.5)→【83分、アンヘル・コレア】
・相変わらずのポテンシャルと動き出しでチャンスを演出!アシストの場面も素晴らしかった!
・モラタ同様、中盤に降りてきてルマールやサウール、コケとトライアングルを作り、チャンスを演出した!
・3アシストの大活躍!モラタとMOM迷ったが、ここはモラタでw 今シーズンこのコンビから目が離せない!!



モラタ(9.5)⭐️MOM⭐️→【83分、クーニャ】
・プレシーズンからだが、決定力はずば抜けている!素晴らしい!
・ディエゴ・コスタを思わせる『THE・アトレティコ』っていうようなストライカー!派手ではないが、両足でのフィニッシュ、ヘディング、裏抜けのセンス、ボールコントロールの技術、前線からのプレス!全てにおいて違いを見せたし、これからシメオネの元でドンドン評価が上がっていくことだろう!
・たまに中盤に降りてきてビルドアップに参加しているのもチームを助けていた!





《サブ》


カラスコ(6.0)←【62分、サウール】
・目立つ場面も特になく、得意の突破や鋭いシュートは影を潜めた。



デ・ポール(6.0)←【62分、マルコス・ジョレンテ】
・何度か顔を出して、軽い散らしは見られたが、相手に脅威を与えられるほどのパスやキレはなかった。



グリーズマン(8.0)←【62分、ルマール】
・どこでプレーしても違いを作れる選手!ゴラッソで3点目を彩るとともに、随所で攻撃シーンに絡んだ!



クーニャ(ー)←【83分、モラタ】
・出場時間が短かった為コメントなし



アンヘル・コレア(ー)←【83分、フェリックス】
・出場時間が短かった為コメントなし













⑤レフェリーの評価

主審:サンチェス・マルティネス
VAR:エストラーダ・フェルナンデス


何かといつも話題の多い、サンチェス・マルティネス!
マテウ・ラオス、ヒル・マンサーノに似て、結構カードで選手を黙らせるようなイメージを持っていた。

ただ、今回のゲームで目立った誤審はなかったように思う!過去に5大リーグで最もファウルが多いと言われた、ヘタフェのゲームをコントロールしたのは素晴らしいと思う!

ディフレクションやゲームの長い時間の中断もなかったため、非常に見やすかった!

VARに関しては、目立った介入はなかったのでコメントなし。











⑥今回のベストプレー

前半27、34分のコケのビルドアップ参加と35分の即時奪還!!

このゲームで再三にわたってチームのビルドアップ、配球に参加したコケ!
運動量に関しては普段から、前半だけで6km越えなのは周知の事実だが、その運動量に加えて1つ1つのプレークオリティの高さにも注目してほしい!
パスの質、動き方、トライアングルをどこでも作ってしまうサッカーIQの高さ!そして奪われた後の守備対応!
アトレティコの中盤を支えているのは、間違いなくコケだ!

今回のゲーム、ぜひコケがボールに触っているシーンだけでも見返してほしいものだ!
これが世界を代表するスペインの中盤だ!ってことを!!














⑦今回のゲームのまとめ

☆ヘタフェ

・圧倒的技術の差が出てしまった。ダミアン、ルイス・ミージャの負傷では埋まらないくらいの差だった。
・キケ自体も素晴らしい監督だが、決めるべきところは決める、押さえるべきところは抑える!を徹底しないと残留争うをすることになりそうだ。


☆アトレティコ

・まあ相変わらず強いアトレティコ!プレシーズンを通して、補強も最低限で完璧な感じ!
・スアレスの後釜としてモラタは完璧にフィット。もしかしたらスアレスよりアトレティコでは必要とされそうな予感!(スアレスよりアトレティコっぽいって表現が正しいかな!)




次節はお互い、ジローナ、ビジャレアルと簡単ではない相手!
ヘタフェは流れを変えたいし、アトレティコはこの勢いで倒したい!

特にアトレティコはここからビジャレアル、バレンシア、ラ・レアル、セルタ、マドリー、セビージャと地獄のシーズン序盤!
ここを乗り切れるかが、シーズン制覇への鍵を一つ握りそうだ!!













⑧最後に

¡Gracias por leer!(読んでくれてありがとう!)


¡Seguiremos cubriendo el fútbol español!(これからもスペインサッカーについて取り上げていきます!)


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『Hasta luego』(またね!)




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2022.8.16 ショーン

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