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子宮頸がん検診のすゝめと検診の流れ #7

こんにちは。前回の次男の「1歳半健診の流れ」に続き

最近私が受けた子宮頸がん検診について書いていきたいと思います。

結論から申し上げますと「子宮頸がん検診受けてね!」というお話です。



子宮頸がんってなに?HPVワクチンってなに?


子宮頸がんとは、子宮の入り口にできるがんです。

性交渉などによって感染するHPVウイルスが関連しているといわれています。

このウイルスは、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。

感染してもほとんどの場合自然治癒するそうなのですが、一部の人は異形成とよばれる前がん病変を経て、数年以上をかけて子宮頸がんに進行するといわれています。


HPVウイルスの中でも発がん性の高いHPV16型、HPV18型の感染は、HPVワクチンによって防ぐことができます


また、子宮頸がんは早期には自覚症状がないため、定期的な検診を受けることが大切であるといわれています。


子宮頸がんとは…
子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんで、女性のがんの中でも比較的多く、また20~40歳代の女性で近年増加傾向にあるがんです。子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papilloma Virus)の感染が関連しています。
国立研究開発法人国立がん研究センター公式HPより
HPVワクチンとは…
HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
厚生労働省HPより


子宮頸がん検診の流れ


さて、次に子宮頸がん検診の流れをお話します。

子宮頸がん検診は自治体から「受けましょう」というお手紙と問診表が届くことが多いと思います。

届いたらクリニックを予約し、記入した問診表をもって行きます。

問診表には、前回の生理はいつからだったか、生理周期、妊娠回数、出産回数などを記入する欄がありました。


①問診

問診票を元に、医師からの質問に答えます。

この時、気になっていることがあれば相談します。

私は月経過多で困っている事と、直近で不正出血があったのでそれを相談しました。


②内診


内診台にうつり、下着を脱いで座ります。
看護師さんが内診台を動かします。

準備ができるとお医者さんが来て内診がはじまります。

まず、子宮の大きさなどをチェックします。

膣の中に指を入れ、子宮口の状態を触診し、もう片方の手で、お腹の上から子宮底 (子宮の一番てっ辺の部分)を触り、大きさや形(筋腫などの有無なども含む)を大まかにチェックします。

私は問診時に月経について相談したからか、エコー検査もしてもらいました。


③細胞診


いよいよ子宮頸がん検診です。

ブラシなどで子宮頸部を優しくこすり、細胞を採取します。

すぐ終わります。


④診察


内診が終わると、内診台を元に戻し、着替えて診察室に戻ります。

内診の結果を伝えられます。


私の場合は、
・子宮の大きさが平均より1cmほど大きい
・エコー検査でで子宮筋腫のようなものがあることがわかった
・月経の量が多いのはこれが原因かもしれない
・子宮筋腫がある人は貧血になりやすいから、今後血液検査を受けることも検討してね
・子宮頸がん検診の結果は自治体から2~3週間後に送られてくるよ
という説明を受けました。



痛みはあるの?不快感は?


ズバリ、子宮頸がん検診(③細胞診)自体の痛みはありませんでした

ん?え?もう終わり?早っ!という感じでした。

ただし、その前の内診の時、ちょっと痛かったですね。

膣内に指を入れて、もう片方の手でおなかを押すのですが、これが痛かったです。

この検査は子宮の大きさをチェックするものだと思うのですが、

私の場合、問診時に月経過多を相談したので念入りに調べるために、痛みを感じたのかもしれません。

痛みに弱い方は問診時に「痛いのは嫌です」と伝えるといいと思います。

不快感は、ズバリ、あります。
子どもを二人出産していますが、やはり内診は馴れませんし、不快感はあります。
しかし、がんの進行に気づけない事の方が嫌なので、耐えられます。


まとめ

今回は最近私が受けた子宮頸がん検診の流れと子宮頸がん検診についてを
お話しました。最後までご覧いただきありがとうございます。

今回の体験談でがん検診を受ける人が一人でも増えたら、嬉しいです。

また、若い人はHPVワクチンの接種も検討してみるといいと思います。

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