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大学時代と駐在妻生活を重ねて〜人ってやっぱり変わらない〜

ベトナムに引っ越してきてちょうど一年が過ぎた。
息子が幼稚園に行っている間は自由な時間がたっぷりある。
たっぷりあると言っても夜ご飯のことは考えないといけないし、そのための食材調達、日本より多い頻度で部屋のあちこちで不具合が起こるので業者さんに来てもらう為に家で待機したり、細々した用事はある。

しかし時間はあるはずだ。うん。

同じレジデンスに住んでいる子連れのお友達もできた。
(最近引っ越したけど)
twitterでつぶやいて実際に会って仲良くなった人もいる。
もう少し外国の人達とのコミュニティにも出かけて見たいし、ベトナム人のお友達もいたらいいなと思うけど、用事を入れ過ぎてヘトヘトになる自分も容易に想像できてしまい、それはまだそんなにできていない。

そんなこんなで何も用事を入れずに過ごす平日も割と多い。
このかんじ、何かに似てるな、と思い出す。

あ、大学生のときだ。
駐妻生活は大学時代に似ている。
大学生になったらバイトしてサークルに入って、海外旅行に行って、
レポートも試験もそれなりにパパッとこなして。飲み会も毎週参加して。
予定を華麗にこなす大学生に憧れたし、みんなやってるから私もできると思っていた。
できなかった。今思うとサークルも入って授業も受けてその後夕方から夜までバイトに入る生活はきつかった。
それを何かと口を出してくる母親のせいだと思っている時期もあった。夜遅かったり遊びに出る機会が多いとうるさかったから。

今はもう口を出される距離にいないし、自分のことは全部自分で決めることができる。

ああ、だけどやっぱり性格とか体質とかってあんまり変わらないんだなと実感している。

人に会うのが好きなのに会ったら疲れて、
一人でいる時間が必要で、
沢山人がいるところではもっと疲れて。
(もちろん気楽に会える人もいる。)

気を使い過ぎて疲れているのかと思ったけど、ぼーっとしていても疲れる。
30を過ぎて、これはそういう体質なだけで別に良いとか悪いとかではなく、そういう体質に生まれたんだと受け入れることができている。

外交的な性格か内向的な性格か、とかそんな分類だろうか。
無理に外交的になる必要もないし、内向的な性格でも人に興味はある。

自分が特別な体質という訳ではないだろうし、
大学時代に撃沈した経験が今に役立っている気がする。

先生に受け身で教わるのはそんなに疲れないので、ベリーダンスをローカルの教室で習うことにしたり、ベトナム語のオンラインレッスンを受けたり、家でドラマを楽しんだり。元気があれば日本人の友達とローカルのお店に挑戦したり、市場に遊びに行ったり。

そうやって自由な平日時間を楽しめるようになってきた。
一年が過ぎてやっと落ち着いてきたなと思う、そんな駐在帯同生活。
生活は続く。



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