体感的には100年ぶりの投稿である

いや、初めての投稿と言っても良いくらいの感覚である。
存在自体を忘れていたのだ。

この間相変わらずダラダラネット将棋は指しているが、
将棋との関わりはそれくらいである。

あとは3月のライオンを読み始めた息子が
「将棋やろーよ」
と、また言ってきてくれないかなと密かにワクワクしているくらいである。
(息子との将棋の対局には漏れなく同時対局娘との接待オセロも開催されるのがなかなかに大変なのだが)

最近のコンプレックスは

私の四間飛車では相手の三間飛車に全然勝てない。
腹たつチクショーである。

振り飛車等として相手の振り飛車にも堂々と相振り飛車で勝負したいのであるが、なにせ酷い勝率である。

以前、地元のイベントでとある女流棋士の先生に指導対局で教えていただき、

戸部先生の「なんでも三間飛車」を買って読んで勉強すると良いですよ。
と教えて頂き、翌日本屋にいったもののあいにく売ってなく
結局四間飛車の本を買ってしまったのが悔やまれる。
*尚買っただけで満足し、ほぼ読んでいないので結果的には同じなのだろうことは承知している。

余談ではあるが、その指導対局、

当時年長さんだった息子と一緒に行き、
順番を抜かされるなどして若干イラっとはしたものの、
おかげで最後の順番になり、
息子に、
「やさしいおじさんときれいなおねえさんどっちがいい?」
と誘導尋問し、まんまと
「きれいなおねえさん!」
と答えさせ、息子と隣り合って教えて頂いた。
その女流棋士の先生は、

息子に対しては、終始優しく、
「すごい!よく見つけたね!」
「いいよ!良い手だよ!」
など対応してくださった一方、

私には、
「お父さん違います。」
「違います。攻めてきてください。」
と駒を戻しながら冷徹に言い放った挙句、
最後は息子の前で叩きのめすのは可哀想とばかりに、
「よく見てください。詰みありますよ。探してください。」
と教えてくれ、頭真っ白、顔真っ赤な私に勝たせてくれたのである。

三十数年間生粋のドSであると自認していた私が、
人生で初めてMに目覚めた瞬間である。
悪くなかった。

最後は息子をダシに記念撮影をお願いしても笑顔で応じて下さり(その我々親子をダシにしたファンがついで記念撮影をお願いしていたのは若干気になったが)
とても良い思い出であった。

なんの話しだったか。
そう。三間飛車に全然勝てないというお話。

負けるたびに、
このやろう。このやろうもきっと戸部先生の本を読み込んでやがるな。
と被害妄想をしている内になんなら俺が戦ってる相手は私と同等のクソしょぼいレートの指し手ではなく戸部誠七段なのではないかとすら思えてきた次第である。

たまに心がヨレてこっちが四間飛車ではなく居飛車で戦うと勝ったりするもんだからアイデンティティの崩壊である。

いずれにせよ私の対三間飛車の将棋は必ず焦れて暴走した私が無理な攻めを繰り返し、たまたま刺さって勝つか、カウンターで吹っ飛ばされるかで
短手数で終了する。
例外はまれに暴走した結果すっぽ抜け、入玉されて泣きそうなることもあるくらいである。

いやしかし、このサイトの存在を思い出し久しぶりに、ただ、記事を書こう!という理由だけで書き始めたのでなんの構成も脈略も目論見も無い文章になってしまったよ。

まあいい。
俺は今からカップラーメンにお湯を注ぎネット将棋にログインをする。

かかってこい三間飛車!
こちらはぶっ飛ばしてやるんだという強い意気込みと徹底的に叩きのめしてやりたいという熱い気持ちで迎え撃ってやるという決意だ。

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