10年前のわたし。

10年前、ブログが流行っていたように思う。

その頃はちょうど通信制高校に通っていた時期で、ジーンズショップでバイトもしてた。

学校のレポートと、バイト、それなりに充実してたと思う。

なんでそんな前のことを振り返っているかというと、さっきその頃の自分が書いていたブログを見たから。

ずっとお気に入りにはしていて、でもいつの日か書くことをやめたブログ。

長文を書いてるわけじゃなく。
Twitterに書けば良いであろう短さで、その日の自分の心情を書いていた。

悲しいとか、苦しいとか、あれしたい！とか、こんなことやった、とか本当に短い文でつぶやいてた。

しかも、2011年から2013年はほぼ毎日更新して、だんだんと更新回数は減りつつもなんだかんだ2014年まで続けてることに驚いた！

昔の方が何事も長く続けることができていたんだなと思った。

尚且つ、心が今より自由だったように思う。
誰かからの視線や評価を気にせずに、好き勝手に自分の心のままに書いて、コメントをくれた人と軽く会話する。

なんて自由なんだ。

いや、今も自由であることに変わりなくて。

結局自分自身で「やめておこう」をたくさんたくさん決めているんだなぁ。

こんなこと書いたら、なんか言われるかな。
あんなこと言ったら、馬鹿にされるかな。
色んなこと言われるの辛いし傷つくし嫌だな。

だから、やめておこう。

こういうことの気持ちの積み重ねで、がんじがらめにしたのは自分自身だ。

自分を守るためにしたことだから、悪いことじゃないけど、自分を苦しめている。

あの頃のように、もっと素直に自分の気持ちを外に向けることができたら、今ある心のモヤモヤしたはっきりしないやり場のない苦しい気持ちは解消されるんだろうか。

写真　6月に行った神威岬