サン・ファン・バウティスタ号と支倉常長(その1)
ニュースで、サン・ファン・バウティスタ号の復元船が解体されると報じていました。僕も何度か行った事があります。
サン・ファン・バウティスタ号と言っても、宮城県民以外にはあまり知られていないかも知れません。
そこで今日はサン・ファン・バウティスタ号とその船ではるか昔にヨーロッパまで渡った一人の侍のお話を書いてみたいと思います。
今から400年近く前、1613年10月(慶長18年9月)に、仙台藩の月ノ浦という、うら寂しい入り江から一隻のガレオン船が出航しました。
その名をサン・フ